「毎日辞めたい」と思っていた看護師が、10年以上続けることができた理由。

こんばんは!
看護師コーチの高橋みどりです。
今でこそ、「看護師の仕事は素晴らしい」なんて言ってますけど、これまで何度辞めたいと思ったか・・・。
このようにブログで自己肯定感高めの投稿をしていますが、私自身めっちゃ落ち込みやすく、もともとは自己肯定感が低かったのですよ。
低かったからこそ、「そんな自分の変えたい」という想いでコーチングを学び、脳科学や心理学も学ぶようになりましたが、今でも落ち込むこともよくあります。
看護師になってから14年目になるので、だいぶ落ち込むことも減りましたが、今思えば、看護師になったばかりの頃は、本当に毎日毎日辞めることしか考えていませんでした。
正直、「どうしたら乗り越えられるか」という正解はないと思います。
その人の想いによって異なるとこなので、乗り越え方はそれぞれです。
乗り越える方法は、必ずあります!
それだけは覚えておいてくださいね。
今回は、私の体験談を書いていきます。
何かの参考になれば嬉しいです(^^)/
新人看護師なら、誰もが通る道なんでしょうけど、とにかく「覚えることが多い」ということ。
学生のとき習ったことや、国家試験の知識だけでは全然追いつかないほどの情報量なんですよね。
私は泌尿器科と神経内科の混合病棟で、毎日オペ、入退院も多く、病棟の雰囲気がもうてんやわんやだったんですよね。
プリセプターはいたけど、妊婦さんで、2か月くらいで産休に入ってしまい、放置状態でした。
優しい先輩もいましたが、忙しいこともあって、見て覚えるという感じで、とにかく見様見真似でやっていました。
根拠もよく分からないまま、「何が分からないか分からない」という状態で、何が辛かったのかもよく分かっていない時期でした。
今みたいにスマホもなく、SNSもそれほど普及していなかったので、とにかく「孤独」との闘いなんです。
同期はいても、3交替が始まると、勤務時間もなかなか合わず、周りと比べて落ち込んだりしていました。
正直、辞めてもやりたいこともないし、お金を稼がないといけないという、ただそれだけをモチベーションにしていました。
そんなんで、よく辞めずにいられたな~と今でも思います。
コーチングを通して過去の自分と向き合うことも多く、当時の私がなぜ辞めずにいられたのか、なぜそこまでして看護師で居られたのか、を考えた結果、行きついたのが、
「人の役に立ちたかった」
という想いでした。
当時の自分は、それを心のどこかで感じていたとしても、潜在意識の奥底に埋もれてしまっていました。
それを思い出すことで、その頃の自分に感謝し、今でもその気持ちを忘れずに持ち続けています。
内面に変わることのない中心を持っていなければ、人は変化に耐えられない。
自分は何者なのか、何を目指しているのか、
何を信じているのかを明確に意識し、
それが変わらざるものとして内面にあってこそ、
どんな変化にも耐えられるのである。
『完訳7つの習慣 人格主義の回復』p、134
と言われているように、「ブレない何か」が必ずあります。
原点に返るということはよく聞きますが、簡単なようで、「原点」が何かを思い出すことは容易ではありません。
「なんとなく看護師になった」と思っていたら、それ以上追求する必要のないと思うからです。
だけど、本当に大切なことはそこにあって、それに気づくことで、「今自分がここに存在する意味」を感じることができます。
仕事をしていて辛いのは、
「なんのために働いているか分からない」という状態です。
「生きる意味」「看護師である意味」「私が私である意味」を、一緒に考えてみませんか?
コーチングを受けて「人生が変わる」とか、大きな変化ももちろんありますが、
それより、「明日も頑張ろう!」と、昨日の自分からほんの少しでも成長できることの方が「幸せ」への近道です。
コーチングを企業で活かしたり、患者さんとの関わりで活用することも大切ですが、何より「自分のため」に使ってもらいたいというのが私の願いです。
「あなたが幸せになるため」のコーチングを、これからも届け続けたいと思います!
ありがたいことに、体験セッションのお申込みや、紹介をしていただけるようになりました。
セッションは出来る限りご希望の日時に合わせるよう心掛けております。
どうかお気軽にお申込みくださいね(^^)/