聞き方の達人になろう!~好かれる人がやっている3つのリアクション~

私のコーチングの師匠は、「ビジネスは愛」ということをよく話しています。
私もクライアントさんを想っているときは恋愛感情に近いということもお伝えしてきました。
コーチは聞き役として、「まずは聴くことから始める」と言われているように、まずは相手のことをよく知る必要があります。
「人は誰しも自分自身に興味がある」と言われていますから、その承認欲求を満たすことが大切です。
「この人は、これまでどんな人生を歩み、何を大切にし、何に興味があるんだろう」と、相手に興味関心をよせることから始めます。
最初に「恋愛に似ている」と言いましたが、アップル創業者で有名なスティーブ・ジョブズは、
美しい女性を口説こうと思ったとき、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に望んでいるかを見極めるのが重要なんだ。
と言っています。
ジョブズは、「相手を観察し、相手が本当に求めているのは何かを真剣に探そう。そうすれば必ずうまくいく」という人間関係の真理を表しています。
あそこまで有名になったのは、人間の欲求に対する興味の持ち方が桁違いだったのでしょうね。
さて、「人は話し方が9割」の著書の永松茂久さんは、本の中で「好かれる人がやっている3つのリアクション」を紹介しています。
コーチングやカウンセリングを受けようと思う人は、「自分の気持ちを分かってほしい」「話しを聴いてほしい」という欲求があります。
もちろん、コーチとして話しを聴くときはそれに集中しますが、日常生活ではどうでしょうか?
あなたは周りの人の話しに興味を持って聞いていますか?
コミュニケーションが取れていると思っても、つい自分ばかり話してしまうことってありますよね。
そこで、私はあなたに興味を持っており」ことを効果的に示すのが、
◎顔の表情
◎声の表情
◎体全体の表情
と書かれています。
笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手にリアクションする
ということです。
「心の扉」を開くともよく言いますが、相手が気持ちよく話せるように、表情や声のトーン、リアクションを取るように心がけています。
自分が話しをする側だとしても、真顔だったり、何か作業をしながらだと、話す気がなくなりますよね。
セッションでは、
クライアントよりプラス1のステートで
聴くようにしています。
クライアントが楽しそうに話していたら、それよりもっと楽しい気持ちになるようにステートを上げるし、辛そうだったら、その感情よりプラス1で低めのテンションで聞きます。
落ち込んでいるときに、不自然な笑顔や、高いテンションだと、余計に不信感を与えてしまいます。
私は自分のセールスポイントは「笑顔」だと思っています。
これまでセッションを受けて、感想を書いていただくのですが、一番多い感想が、「にこにこして話しを聴いてくれたので、話しやすかった」と言ってくださることです。
普段から心がけているからこそ、自然と笑顔で聴けるんだと思います。
どんな話も、ジャッジをしません。
いつでもフラットでマインドフルでありように意識しているので、「聴くプロ」として相手に100%寄り添います。
「聴き上手」は「恋愛上手」と言いますが、やっぱり自分に興味を持ってくれる人のことは気になるし、その人がどんな話も否定せず、承認されたら、好きになってしまいますよね?!
夫とは知り合って10年以上経つので、最初にどんな会話をしたのかはあまり覚えていませんが、ずーーーっと24時間夫のことばかり考えていたことは覚えています(^^;
どうしたら喜んでくれるかな、とか、相手のことをもっと知りたいという気持ちが伝わって、どんどん信頼関係が深まったんでしょうね~。(多分)
もっと早くコミュニケーションを学んでいたら、恋愛も人間関係も悩むことが少なかったんじゃないかと思います。
だからこそ、多くの人に伝えたいんです。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」というアドラーの言葉を知っているのと、知らないのでは、仕事の働きやすさも変わってきます。
仕事で覚えることもいっぱいあり、緊張感と責任感に押しつぶされそうになるとき、人間関係さえ良好なら、ストレスは大幅に軽減します。
仕事に集中するためにも、人間関係をよくするためのコミュニケーションを学び、信頼関係を深めましょう!
恋愛がテーマでも受け付けています(^^)
テーマは何でも構いませんので、是非お気軽に体験セッションへお申込みくださいね!