モチベーションは高い方がいい?モチベーションってそもそも何なの?

モチベーション上げてこうぜ!
って言ってる私ですが、私自身めちゃくちゃ気分の浮き沈みがあります。
やる気満々で、空も飛べそうな日もれあれば、
何もしたくなくて、一日中ソファーから動けない日もあります。
モチベーション上げて前へ進む!というモチベーション頼りでいると、モチベーション自体が不安定なので、行動もできたりできなかったり、になってしまうんですよね。
高いに越したことはないんでしょうけど、それだけを当てにしてにするのはやめましょう、ということです。
モチベーションは気まぐれで、変化してしまうことを頭に入れておいた方が良いですね。
美味しいケーキを食べたり、友達と遊んだり、ご褒美がないとモチベーションが上がらないとなると、それができないだけでモチベーションが下がってしまいます。
ここで思うのは、
モチベーションって、そもそも何なんだろう?ということ。
定義としては、〝特定の行動、または一定の幅のある行動を取り入れたいと言う欲求〟です。
心理学者は、これを「外発的動機付け」と「内発的動機付け」という用語で区別して論じている人もいます。
外側からと内側からの要因で、モチベーションが上がったり下がったりする、ということですが、それを区別するというのは、どうでしょうか?
行動科学者のB.Jフォッグは、その区別することに否定的で、モチベーションの3つの源として、
◎人
◎行為
◎状況
が人間の行動を理解する基礎になっていると言っています。
人は、多くの人に魅力的に見せたいと言うような、もともと内在しているモチベーションがあり、自然の心理として組み込まれています。
行為は、報酬や罰に由来し、例えば税金を払いたくないけど払わないと罰を受けるから払う、ということです。
状況とは、善意団体が支援する美術品を、理念に共感して絵画に大金を払う、ようなことを言っています。
なんとなく分かりますよね?
ある行動を促すモチベーションの源は、一つとは限らず、このようなさまざまなモチベーションがある行動へと人を後押ししたり、反対に行動から遠ざけたりします。
モチベーションは常に存在して、行動曲線を上に行ったり、下に行ったりするというわけなんです。
私がなんでモチベーションが保てないんだろう、と悩むのも少し納得がいきます。
色んな人との関わりや、行為、状況は変化しますから、それによってモチベーションも上下するんです。
小さな時間軸で変化するので、日々の変化、分刻みでも変化します。
それを理解しているだけで、モチベーションの上がり下がりに一喜一憂する必要がなくなり、気持ちを少し楽になりますよね。
仕事でも、今日は何となくやる気がある!日もあれば、行きたくない日もありますよね。
それでいいと思います。
もちろん、仕事なので、行きたくないから行かない、というのは良いことではありません。
だけど、どうしても朝布団から起き上がれないとか、ものすごく気分が落ち込むとか、身体から何らかのサインがあるときは、絶対無理せず休んだ方がいい。
私も病院で働いていた頃、うつ病と診断されたことがあります。(もう10年前のことですが)
その時も、自分では〝まだやれる〟〝私ならできる〟という強いモチベーションがあったと思います。
それなのに身体と心のバランスを崩してしまったんです。
モチベーションって、ただ上げればいいものではなくて、自分に問いかけながら、上手くバランスを取る必要があると思います。
無理にモチベーションを上げようとして、自己啓発本を読み漁っていても、余計に焦り、落ち込んでしまうこともあります。
〝自分が心地よいかどうか〟
を基準にしてもらいたいです。
自己啓発本を読んで、気持ちがスッキリするなら読んだらいいし、焦るなら読まなくていい。
私のブログも読むことで何か前向きな気持ちになれる人がいることを願って書いています。
堅苦しいものを読んでも、疲れるだけですから。
モチベーションを上げようと思って疲れてしまったら本末転倒です。
もし、モチベーションが低いと感じたらそんな自分も否定しないことです。
モチベーションが高かろうが低かろうが、どんな自分にも”〇”をつけてあげましょう!
モチベーションさえ高ければすべてうまくいくというのは難しく、維持したりコントロールしたりすることができません。
私はだからこそコーチの存在が必要だと感じています。
このモチベーションの浮き沈みに対して、その都度コーチが話しを聴いてくれて、話すことで頭の中が整理されてもし沈んでしまっても、また浮上するスピードが格段に上がります。
沈むことが悪いわけではありません。
ずーっと気分が沈んだまま、なかなか上がってこれないことがしんどいんです。
上がったり、下がったりを繰り返しながら、確実に、少しずつゴールに向かっていきましょう!
いかがでしょうか?
どんなに成功している人だって、ずっと楽しいわけじゃないし、失敗していないわけではありません。
何かトラブルが起きたとき、どう立ち直るかが大切です。
何があっても、クライアントの手を離さないと決めているので、良いときだけではなく、良い状態じゃないときの支えになれたら嬉しいです(^^)
今、夢がなくても大丈夫!
まず、体験セッションであなたの話しを聞かせてくださいね!