仕事は辞めたいけど、やりたいことが見つからないあなたへ。

「ジャムの法則」ってご存知ですか?
これは、コロンビア大学の実験で実証されたことなのですが、
スーパーの試食のジャムを24種類準備したら、試食して購入した人は3%しかいませんでした。
しかし、そのジャムを6種類に減らしたところ、試食して購入した人が、30%の増加したそうです。
この実験で何が言いたいのかというと、「選択肢が多いと選択しない」という選択をするということです。
多すぎる選択肢の前で立ち止まって、「選択をしない」と思ってしまうんですよね。
これは、わたしたちの「やりたいことが分からない」ということでも同じことが言えると思います。
最近は、「現在存在する職業ではない仕事に就く人」がどんどん増えてきています。
これまで、野球選手や消防士、警察官、看護師などの「なりたい職業ランキング」に変化ができてきています。
YouTuberという職業が登場したように、「なんでも仕事になる」時代が来ています。
最初は、「なんでもできる」ということに期待してワクワクしたり、「何をしよう!」と胸を高鳴らせたかもしれませんが、いざ、やりたいことを探そうとして、「なんでも好きなことをやっていいよ」と言われたら、何をやったらいいのか分からない・・・ということが起こります。
じゃあ、どうしたらやりたいことが見つかるのでしょうか・・・。
自己啓発系の本もたくさんありますので、それを読んでみるというのも一つの手ですね。
色んな本で、やりたいことを探そうとするときのマインドが大切だと思います。
それは、「一生続けられることを見つけよう!」という気持ちを一旦捨てることが大切です。
これは、まだやりたいことが見つからず、それを探している段階で、「一生続けられる」と思える可能性が低いからです。
そうじゃなくて、「やりたいこと」は「今一番やりたいこと」でいいんです。
今20代の人は、50%の確率で100歳まで生きられると言われています。
これから長い人生なので、一生続ける仕事を見つけるのは難しいでしょう。
仕事の勤続年数が長ければ長いほど、給料が上がっていき、「継続」こそが美徳、のような時代もありました。
でも、今は「変化」の時代です。
コロナ禍でもそうですが、何があるか分からない世の中で、柔軟に対応できることが大切です。
一番よくないのは、「やりたいことが何もなく、ただ漠然と毎日を過ごしてしまう」ことです。
「今一番やりたいことは何か」と考えると、思いつくことはありますか?
それと同じように、もうひとつのマインドで大切なのは、「やりたいことが運命的な感覚であるとは限らない」ということです。
「やりたいこと」というと、「なんかものすごいことを思いついた」とか「これが天職だ」と思うんじゃないかと思って、それが見つかるまで何もしない、というのは避けたい・・・。
最初は、興味のレベルで、「なんとなーく楽しそうだな~」くらいの感覚でいいと思います。
その興味のあることを仕事として取り組んでいく中で、気付いたり、成長したり、感謝されているうちに「これがやりたいことなんだ!」と感じるのです。
なので、最初から「運命的」である必要はないということです。
◎好きな事
◎得意なこと
◎大事なこと
の3つが重なり合ったところに、「本当のやりたいこと」があると言われています。
あなたも考えてみてください。
できるだけたくさんの、好きな事、得意なこと、大事なことを書き出してみてください。
それを組み合わせたら、どんなことができそうですか?
私も、「辞めたいけど、やりたいことが分からないから辞められないのループ」からなかなか抜け出せずにいました。
コーチをしている今も、迷うことがあるし、楽しいことばかりではありません。
だけど、目の前のクライアントさんが喜んでくれて、どんどんステージアップしていく姿に、自分も勇気づけられ、コーチ業だけでなく、自分の夢を叶えるために日々頑張っています。
いろんな考え方があるので、どれが自分に合っているのか、しっくりくるのかを見極める感覚を普段から研ぎ澄まして、アンテナを張っておきましょう。
あなたはあなたであるから素晴らしいというのは、すべての人に言えることです。
一人ひとりのやりたいことを、どんどん見つけるお手伝いをさせてください!
体験セッションでお待ちしています(^^)/