人間関係を良くするために「信頼口座」を増やそう!【7つの習慣】

人間関係にお悩みの声を最近よく聞きます。
これは永遠に解決しないのでは?と思うほど、生きていく上ではどうしても人と接しなければならないので、ある程度は仕方ないことかもしれません。
嫌いな人とは無理に付き合う必要もないし、距離を置けばいいのですが、職場などどうしても避けられない場面って、ありますよね。
嫌いな人は嫌いな人とレッテルを張ってしまうと、どんどん距離が広がって、業務もやりづらくなるし、それが仕事に行きたくない原因にもなりかねません。
無理せず、人間関係を良好にするには、ほんの少し行動を変えるだけでいいんです。
7つの習慣の中に「人間関係の信頼口座」という表現があるのですが、ご存知でしょうか?
ここでいう「信頼口座」とは、ある人間関係における信頼の度合いを表す比喩表現です。
「預け入れ」とは、人間関係において信頼を築くことであり、ときに修復することも含まれます。
「引き出し」とは、人間関係において信頼関係を失い、低下させることです。
たとえば、仕事で失敗したことを指摘されたとか、誕生日のメッセージが送ってこられたとか、それぞれの行動が、「預け入れ」なのか「引き出し」なのかを考えてみてください。
低い信頼=「引き出し」の場合
・自分が理解していると思い込む
・不親切、無礼、無神経である
・約束を守る
・期待を明確にしない
・高慢で横柄な態度をとる
・根に持って忘れない
などが挙げられます。一方で、
高い信頼=「預け入れ」の場合、
・まず理解に徹する
・親切、礼儀、尊敬を表す
・約束を守る
・その場にいない人に対して忠実である
・謝る
・許し、忘れる
などがあります。
皆さんの職場で、苦手な人を思い出したとき、どちらが多いでしょうか?
間違いなく、「引き出し」が多いですよね。
逆にとても信頼関係が深く築かれている人との間には、「預け入れ」が多いと思います。
ただ、自分が「預け入れ」だと思っていても、相手に受け入れてもらわなければ、相手にとっては「引き出し」だと感じることがあります。
最初に出した、「指摘を受けた」という例でも、こちらは相手のことを思って「預け入れ」したつもりでも、受け取る側は「引き出し」に感じて、不快に思うかもしれません。
大切なのは、心から誠意をもって接することです。
ただ、「ここ、できてなかったからやり直し」とだけ伝えるのと、「ここまでよく頑張ったね。」と一言付け加えるだけで、「預け入れ」に変わるかもしれません。
このような「小さな預け入れ」を少しずつ積み重ねて、残高を増やしていくというイメージです。
これは、職場に中で意識することはできるかもしれませんが、それよりもっと身近な存在にこそ、「預け入れ」が必要なことを忘れないでください。
大切なパートナーとの間に、「信頼口座」の残高はどれくらいありますか?
約束は守っていますか?
感謝を伝えていますか?
敬意を表していますか?
つい慣れてしまうと、少しずつ信頼口座が減り、いつの間にか溝ができてしまいます。
信頼口座を増やすためにはまず、
あなたにとっても「預け入れ」とは何か?
を考えてみてください。
何も考えずして口座を増やそうとしても、何をしていいか分からないのです。
今日たまたま聞いたラジオで、男性が奥様のためにサプライズで「10万円分のバラの花束」をプレゼントしたら、「そんなことにお金をかけるな!」とビンタされた・・・・というエピソードが紹介されていました。
これは、相手によって受け取り方が違う極端な例ですが、お互いがお互いを思いやることが大切だと、改めて感じました。
相手のことを思いやって、大切に思えばちゃんと伝わるし、大切にすれば相手からも大切にされます。
本当に少しの違いで、人間関係は良くも悪くもなるのです。
人間関係を良くしたいのならば、どうすればいいのか、もうお分かりですよね?
人間関係については何度も書いてきましたが、改めて7つの習慣を用いて書いてみました。
人間関係の悩みって、どうしても相手を悪く言ってしまうことが多いと思います。
友達に話しても「ただの悪口」で終わってしまいがちで、それでは何の解決にもなりません。
実際、何を言われて、どんな風に嫌だったのか、これからどうしたいのか・・・という視点で話しを聞いてもらうだけで、認知が180度変わります。
「認知」と「事実」は異なります。
あなたの認知をプラスにスイッチすることは、あなた次第。
人間関係にお悩みでしたら、一度体験セッションを受けてみてくださいね(^^)/