自己実現するためのマインドのつくり方!

「勉強しなさい」「ちゃんと学校に行きなさい」「家の手伝いをしなさい」
子どものころ、大人にこんなことを言われた記憶はありませんか?
子どもの頃は、大人がいないと生きていけないので、周りの影響をそのまま受けます。
「アイドルになりたい」「プロ野球選手になりたい」と幼いころ描いていた夢が、いつの間にか現実の言う壁にぶつかり、多くの人が会社で働いています。
「ちゃんとしなさい」という大人の言葉を無視することはできず、だんだんその環境に適応していきます。
「アイドルなんて無理よ」「あなたの実力ではプロにはなれない」と言われ続けることで、いつしか夢を描かなくなり、夢を現実にするエネルギーが失われてしまうんです。
大人になって、社会に出ると、その会社のために一生懸命働き、だんだん自分が望んでいることが分からなくなってしまいます。
私の両親も共働きで、父はサラリーマンで会社勤めをしていました。
「安定」が何より良いことだ、と言われ続けて育ち、看護師としての「安定」を守ってきました。
病院で勤めること、公務員として働くことで、収入はもちろん安定し、両親も喜んでくれていました。
「看護師の免許があるからどこででも働けていいな~」と言われ、その安定こそ幸せなんだと思っていました。
その安定が幸せである場合もあるのですが、私はずっと心のどこかで違和感を感じていて、「もっと自由に働きたい」と感じていたけど、そんなことを思ってしまう自分がおかしいにかな?看護師は病院でしか働いてはいけないのかな?とそんな自分を責めたりもしました。
私がコーチングを学んで、「自己実現」という言葉を知りました。
あなたのは無限の可能性があり、どんなことでも叶う力があります。
なんて言われたって、信じられないですよね?(;^_^A
子どもの頃に受けた親からの影響は、脳裏に焼き付き、なかなか離れないものです。
母は自分を犠牲にしても、家族のために働く人でした。
「母は強し」という言葉を無理やり言い聞かせている母は、たびたび無理をして喘息発作を起こしていました。
「お母さんは、仕事も家事も育児も、なんでも完璧にやらなきゃいけなんだ」という印象が強く残っていて、私はずっと「母は女神様のようになんでもできて、いつも優しい人」という自慢の母だったのに、
そのことで、私自身が苦しめられていたなんて、夢にも思わなかった。
私の目標はいつも大好きな母親でした。
いつしかそれが、「ちゃんとやらなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と自分に鞭を打っていたんです。
自分のことより働くこと、子どもをちゃんと育てることを考えすぎて、1人目の子が2歳のころ、鬱になったこともありました。
そんな私が、「自己実現」を真に信じられるようになったのは、アドラーやロジャースの人間性心理学を知ったからです。
周囲の価値観に支配されずに、自分が望んていることを知り、今ここでできることからやることで、自分の人生を生き始めた気がします。
その学びの場で、コーチと出会い、仲間と出会い、無条件で受容され、共感されたことが大きく影響しています。
「なぜ、それをやりたいの?」「どんな生き方をしたいの?」と問われた経験はありますか?
それを否定せずに、分かったふりをせずに、興味関心を持って心から聴いてもらったら、どうですか?
どんな話をして、何に向かって走りますか?
私は自分がコーチングを受け、そのとき自分のイスと、母のイスを置いて、ポジションチェンジをしました。
母のイスに座って、母になりきってこう語りかけます。「安定が一番だよ。公務員はもったいないから辞めない方がいいよ」って。
次はわたしのイスに座って「でも、もっといろんなことにチャレンジしたいんだよ!」
ってそれを繰り返して、「言ってみてどう?」って言う頃には号泣していて、「あなたならできるから、思うようにやったらええよ」と言っていました。
そのセッションのあと、私は実際ははとそのことについて話しました。
「ずっとお母さんに喜んでほしくて頑張っていた」「プレッシャーだった」と思っていることを伝えることができました。
そのことで、母親神話の縛りから解放されて、今は「安定」を捨て「自由」に働き「自己実現」に少しずつ近づいています。
前に進めないことが、自分の想いもよらないところにあるかもしれません。
それを一人で考えるのはとても難しいので、コーチという仕事が存在します。
こんな私でも、これだけ人生を変えることができたので、今度は私がだれかの背中を押したいと思っています。
一人でも多くの人に知ってもらうため、体験セッションは無料で提供しています。
是非お気軽にお問合せください(^^)/