親切にすることで幸福感がアップする!【親切のワーク】と【親切日記】

最近、親切してますか?
看護師の仕事以外で、電車で席を譲るとか、道を教えたとか、重たい荷物を持ってあげたとか・・・・。
スコットランドの有機化学博士のデイビット・ハミルトンによると、「親切は脳に効く」と言われていて、「幸せをもたらす」「心臓と血管を強くする」「老化を遅らせる」「人間関係をよくする」「親切は伝染する」と説明しています。
親切にするだけで、こんな効果があることには驚きですよね。
人に親切にすることで、オキシトシンが分泌されて、「幸せ」を感じるということだそうです。
幸せを感じることで、人間関係もよくなって、仕事もうまくいく・・・というのなら、親切にするということは、やって損はなさそうです。
「親切のワーク」とは?
とはいえ、人に親切にする場面って、なかなかないですよね。
通勤も車で、人と関わる機会があまりないし、なんとなく生きていると、自分のことでいっぱいいっぱいだし、親切する余裕が持てないという方もいますよね。
そこで、精神科医でもある樺沢紫苑先生は、「親切のワーク」というものを推奨しています。
親切のワークとは、「1日3回、人に親切をする」。それだけのシンプルなものです。
もちろん3回以上やってもいいんですけど、無理のない範囲でまずは3回を目標にするといいでしょう。
電車通勤の方は席を譲るとか、道に迷っている人がいたら教えてあげるとか、病院の同僚に何かしてあげるとか・・・なんでもいいんです。
そして、1日の終わりに、自分が行った「親切」を書き出す。それが「親切日記」です。
文章に書いてアウトプットすることで脳に強く「親切にした」ことが記録されるので、「親切ワーク」と「親切日記」は一緒に行うそうです。
いかがでしょうか?できそうですか?
幸福心理学の有名な実験で、被験者に、1週間に5つの親切をしてそれを記録してもらいます。
たったそれだけのことで、6週間後には、被験者の幸福度は大きくアップしたそうなんです。
親切を記録しただけで、幸福度がアップするなんて、にわかに信じがたいですよね。
これは、実証実験をするしかないかもしれません。
だけど、「親切を意識」することで、普段何気なくしていることも、「親切をした」と捉えることで幸福度が増すなら、ノーリスクですよね。
看護師の仕事内容的には「親切」ではないかもしれませんが、業務内容以外で、ちょっとした気遣いならできそうですよね。
ここでは、「たまたま偶然に行った親切」ではなく、「自分から積極的に行った親切」でないと幸福度アップの効果はないそうです。
大切なのは、「自分から」「意図的」「積極的」に親切を増やしましょう!
この「親切のワーク」ですが、発案者の樺沢紫苑先生ですら「難しい」と言っていて、それは、他人を観察して、相手が困っているタイミングを見極める必要があります。
親切を意識することは、「思いやり」という感情とつながっていて、周りからの評価も変わるということだそうです。
周りの評価も上がれば、自己肯定感も上がりますよね。
みなさんも、「親切日記」はじめてみませんか?
一人でやるのはなかなか腰が重いようなら、コメントなどで宣言してみてください(^^)
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是非、皆さんの親切を聞かせてくださいね♪