【アドラー心理学】幸せになるために道筋!

病院で働いていると、患者さんが、主治医の先生に対する信頼度って、絶大じゃないですか?
看護師がなんと言おうと、「先生がこうやって言ったから」と言う患者さん、いますよね。
でも、それだけ医師と患者さんの間に信頼関係が生まれているのだとしたら、良いことです。
例えば偽薬であっても、信頼している医師が、「この薬は効きますよ!」と言えば信じます。
でも、このプラセボ効果は「気のせい」ではなく、内因性オピオイド、ドーパミン、バソプレシンなどの分泌が観察されていて、高い鎮痛効果があり、痛みや苦痛を緩和するという効果は事実なんです。
主治医を信頼すれば、オキシトシンが分泌されて、免疫力も高まり、リラックス効果も出やすいので、病気も治りやすいそうです。
この、「人を信頼する」ということに関しては、私が学んでいる「アドラー心理学」でも触れられています。
「嫌われる勇気」の中に、「無条件に人を信頼しろ」ということが書かれています。
嫌われるかもしれないけど、「嫌われる勇気」を持って、見返りを求めずに、他者を信頼しなさいと言っています。
それは、相手があなたに好感を持つか、あなたを信頼するかは相手次第ということです。
自分ではコントロールはできないんです。
いつも言っているんですが、人間関係で悩んだところで、「相手がどう考えるか」を考えても意味がなしし、自分ができることは、「相手を信頼すること」だけだということです。
「他者を信頼」し、「他者貢献」をしましょうという考えです。
見返りを求める他者貢献ではなく、見返りを求めない他者貢献です。
他者貢献することで、「貢献感」が得られて、「人に貢献している」「人を助けているという感覚」がうまれ、「自己受容」→「他者信頼」→「他者貢献」というのがアドラー心理学の幸福論なんです。
自己受容は、「ありのままに自分を受容する」という意味ですが、みなさんはいかがでしょうか?
まず自己受容できないと、他者との関係性がスタートできないんですよ。
そして、無条件の「他者信頼」。他者を信頼して、仲間だと思えば、貢献できます。
そこで「他者貢献」へのステップへと進み、自分には価値があると感じることで、幸福を感じるというわけです。
これがループして、それぞれが強化されることによって、「共同体感覚」が得られるというわけですね。
これがアドラーの示す、幸福への道筋です。
※詳しく知りたい方は是非「嫌われる勇気」を読んでみてくださいね!
相手が自分を好きなのか、嫌っているのかは関係なく「無条件に」というところで幸せを感じることができるのであれば、やはり「つながり」が大切になっていると言えますよね。
冒頭でお伝えした、医師と患者の信頼関係もそうですが、看護師である私たちも、患者やスタッフに対しても良い関係を築く必要があります。
この、「自己受容」「他者信頼」「他者信頼」の流れを知っていれば、幸せに近づけるかもしれませんね!
このようなことを知っているか、知らないかで大きく人生が変わります。
このように、何かがきっかけで、人生が楽しくなるなら、是非知ってもらいたいという想いでブログを書いています。
それぞれの項目で、なかなか一人で考えられない人のために、アドラー心理学をベースにもコーチングを提供しています。
初回の体験セッションは無料なので、是非受けてみてくださいね(^^)/