仕事が楽しければ、人生は楽しくなる!看護師は天職か?

あなたは今の仕事を「天職」だと思いますか?
看護師として働くことを「天職」と感じている人は少なくないと思います。
それだけやりがいのある仕事ですから、すでに仕事に楽しさを見つけられている人は、今日のブログはお役に立たないかもしれません。
今日は、仕事を天職と思えず、普段の生活に「幸せ」を感じられない人は、是非参考にしてみてください。
いやいや、仕事なんてなんでもいいよ・・・と思っている方もいるかもしれませんが、仕事をしている時間は1日で圧倒的に長いので、せっかくなら仕事をしていることに幸せを感じることができる方がいいのでは?というのが私の考えです。
それは、天職を見つけることで、「自己実現」と「社会貢献」が一致するため、幸せを感じやすいからです。
看護師をしていて、天職なんて思ったことはなかったけど、それを意識していないだけで、もしかしたら天職だった・・・ということもあり得るかもしれませんね。
最近よく聞くのが、ライスワーク、ライクワーク、ライフワークという言葉です。
ライスワークとは、「自分の生活のための仕事」で、給料を稼いで生きていくための仕事です。
その仕事があまり好きじゃなくても、生活のためには働かなくてはなりません。
ライクワークは、「適職」です。「その仕事が好き」「その仕事が好き」と言える仕事です。ただ、自分にとってベストな仕事なのかというと、そこまではいかないかもしれません。
ライフワークというのが、「天職」。自分は「その仕事をすることで、毎日が充実して、満足感、達成感にあふれた状態です。
仕事には、「お金を稼ぐ」「仕事で認められる、評価される」「昇進する」といった「自己実現」の幸福と、「人の役に立つ」「社会貢献」「他者貢献」という幸福の側面の2つがあります。
それが一致した状態を「天職」と呼ぶとのこと。
うーん、そう言われてみれば、国家試験を目指して合格し、看護師になって、少しずつ仕事が認められ、人の役にも立てている・・・もしかして、天職?!
でも、ちょっと待って・・・。
自己実現も社会貢献も一致しているのに、幸せと感じないのですが・・・という方もいるのではないでしょうか?
それは、仕事に対して「楽しい」という気持ちがないからです。
この「楽しい」と思うことで、ドーパミンが出て、モチベーションも高まり、生産性が上がって仕事もうまくいくというわけです。
仕事で「苦しい」「つらい」と思う人は、ストレスホルモンが出てモチベーションは下がり、生産性も記憶力も下がって何をやってもうまくいかない状態に陥ります。
同じ仕事をしていても、「楽しい」と思うか「つらい」と思うかによって、何倍も結果が違ってくるんです。
最高なのは、「楽しい」と思いながら「ライクワーク」や「ライフワーク」ができることですよね。
仕事をしている時間が「楽しい」「充実している」と感じられる人は幸せで、「こんな仕事やりたくない」「早く辞めたい」と日々感じながら仕事している人は幸せとは言い難いんです。
皆さんはどうですか?
コーチングセッションでは、「仕事を辞めたい」という相談はよくあることです。
もちろん、辞めることが悪いわけでもないし、続けることが良いというわけではありません。
すべてはクライアントさんが決めることなので、私がやることは、「何をしているときが楽しい?」と「良かったことにフォーカス」することです。
これは不思議なことに、最初看護師なんて辞めたいと強く思っている人ほど、最後は「やっぱり看護の仕事をしたい」となるんですよね。
私も「え?!あれだけ辞めたいって言っていたのに?」と驚きます。
クライアントの中で何が起きたのかと言うと、普段忙しさやしんどさで、本来自分が大切にしていた想いや、過去の素晴らしい体験を忘れているだけで、それを「思い出した」だけなんです。
毎日「しんどい」「辛い」ことにフォーカスしていると、脳もそれに応えようと自分で不幸を引き寄せているんです。
本当に些細なことです。本当に少しの気持ちとセルフイメージの変化で、幸せを感じることができます。
一人ではなかなかたどり着けない答えを導くことがコーチの仕事なんです。
とはいえ、なかなかすぐに天職と感じることは難しいかもしれません。
仕事をしながら、「どんなときが楽しいのか」「何が向いているのか」というアンテナを常に立てていることが大切ですね。
それを考えることで、必ず「楽しく働く」ことが実現します。
体験セッションでは、過去に良かったこと、何をしているときが楽しいのか質問することがよくあります。
セッションを受ける前より、受けた後の方が少し前向きになってくれることが私の目標です。
是非一度体験セッションを受けてみてくださいね(^^)/