悩んでいるときは、俯瞰してものごとを見てみよう!

apartment interior with chair near painting on wall

最近、夜空を見上げることはありますか?

昨日は皆既月食ということで、久しぶりに夜空を眺めてみました。

あいにくの曇り空でしたか、半分出た大きな月を見ることができました。

大きな空を見たり、海を見たり、山に登って街並みを見たりすると、「自分の考えていることって、小さいことなんだな」なんて感じたことはありませんか?

これは、自分自身を外側から見ることで、事実と思い込みを切り離して考えている、ということなんです。

悩みがあって、苦しんでいるときに持っている「思い込み」って、視野を狭めて可能性の探索への推進力を弱め、ストレスも増大しています。

気付いたらそればかり考えてしまい、そうなると何をしていてもそのことを考えてしまうという状態に・・・。

抜け出す方法すら分からなくなってしまいますよね。

私も、看護師さんから悩みを聞くことが多いので、話しを聴くと、本人は「もう抜け出せない」と思っていても、案外すんなり抜け出すことができるんですよ。

よく私が言っているのは、「俯瞰してみる」ことです。

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悩みにどっぷりつかってしまっていると、その思い込みをあたかも事実としてとらえてしまいがちです。

起こっていることへの勝手な決めつけたり、誰かを悪く言ったり、周りの人も信用できなくなっている状態です。

そんな状態だと、良い方向にはなかなか進めませんよね。

だから、一旦冷静になって、事実とその思い込みを切り離す必要があるわけです。

ここまで、なんとなく理解していただけますか?

では、ここで同僚や後輩に、悩みを相談されたときのことを思い出してください。

相談している本人は、「仕事でみんなから文句を言われる」とか、「看護師に向いてない」とか、「仕事ができない」とか、本当に深刻な様子で話しますが、聴いている側は、客観的にみえますよね。

自分のことになると見えなくても、人のことなら解決方法が分かったりするものです。

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私はブログの中で、たびたび「思い込み」の話しをします。私もまた、自分で悩みに入り込むと、抜けられなくなって、まだ見ぬ未来に対しても「どうせ無理だ・・」なんてネガティブな思い込みをしてしまうこともあります。

そんなとき、すぐにコーチングを受けられたらいいんですが、その日にできることもないので、そんなときは「セルフコーチング」をします。

やり方は簡単で、まず、リラックスした状態で、イスなどに腰かけて、深呼吸をします。

そして、肩の力を抜きます。

自分が悩んでいること、苦しんでいる瞬間を思い出します。

どこにいて、何をしていて、誰といるのか?そのとき見えるもの、聞こえること、感じていることを、まるでその瞬間にいるようにありありとイメージします。

そのとき、どんな気持ちでしょうか?

それを感じたあとは、「ポジションチェンジ」をします。

その座っていたいすから離れ、そこに座っていたイスを眺めてみてください。

苦しんでいる自分を、俯瞰してみると、どのように感じますか?

その悩んでいる自分を見て、どんな言葉をかけたいですか?

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いかがでしょうか?

短い時間で、今の自分の気持ちを知り、そこから離れて俯瞰してみると、思いがけない言葉が出てくるかもしれません。

ものの見え方は、少し角度を変えるだけでまったく違ったものに見えるときがあります。

悩んでいて周りが見えていないと感じたか、一度そこから離れてみるようにしてください。

私はコーチングでポジションチェンジを学んだし、クライアントでも何度も実践しているので、自分でやるときも慣れていますが、なかなか初めてそれを聞く人はすんなり受け入れられないかもしれません。

ぜひ、コーチングを受けていただいて、こちらが誘導する通りに動いたり、言葉を投げかけたりして、試してみてください!

体験セッションは初回無料で提供しています(^^)/

お気軽にお問合せくださいね!

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