気持ちを前向きにする【姿勢】の習慣!

flexible sportswoman doing yoga exercise at home

皆さんは、自分の鏡に映った立ち姿を見て、綺麗だと言えますか?

時々エレベーターに自分の姿が映ると、めっちゃ猫背でびっくりすることがあります(^_^;)

姿勢とコーチング、何が関係あるのかと言うと、姿勢と心の関係はとても深く、意識することで考え方も変わると思ったので、今日は「姿勢」についてお話ししたいと思います。

姿勢と言えば、スポーツなどで試合に負けてしまったときに、「堂々と胸を張って上を向け!」なんて監督が言う場面があります。

結果的には負けてしまったのは事実で、選手としては落ち込んでしたを向くことは当然です。

しかし、下を向くと知らず知らずに負けた原因を探しにいき、その原因と自分との関わりを認識して、さらに落ち込むんですよね。

この場合、試合に負けてしまったかもしれないけど、一生懸命練習して、精一杯頑張ったはずです。

負けたとはいえ、ここまできた努力を自分で讃えてもいいはず。

そんなときに下を向いていると、なかなか自分を讃えるような気持ちにはなれませんよね。

生理学的にも証明されているそうなんですが、〝姿勢が気持ちをつくる〟と言われています。

試合に負けても、「胸を張って上を向け」と言われ、そうすることで選手たちが自分を讃え、誇りに思うことをしっかり促すことになります。

Photo by Steshka Willems on Pexels.com

さぁ!実際にやってみましょう!

皆さんも、仕事で嫌なことがあると、帰り道をうつむいて歩いていませんか?

そうすると、自然と気持ちも落ち込みますよね。

さて、それでは皆さんも、胸を張って、視線をあげて、やや上を見ながら落ち込んだり気持ちになってみてください。

どうですか?

下を向いているときと、違う感覚になりませんか?

逆に下を向いて猫背の状態で清々しい気持ちになるのは難しいですよね。

自然と全身に清々しさが溢れてきますよね。

これこそ、姿勢は心の状態に大きな影響を及ぼすと言うことなんです。

たかが姿勢で、そんな変わるわけない、と思っている方もいますよね?

実は、このたかが姿勢なんですが、心理学者のエイミーカディという教授が、姿勢についての研究をしたんですよ。

2つのグループに分けて、1つのグループら、ハイパワーポーズと呼ばれる自信のある人がよく取るようなポーズを、もう一方は、ローパワーポーズと呼ばれる自信のなさげな人たちがよくとるポーズを2分とります。

たった2分ですが、脳内では二種類のホルモンに大きく影響を与えることが分かったんです。

ひとつは、支配性のホルモンであるテストステロン、もう一つはストレス度を表すコルチゾール。

ハイパーポーズを取ったグループは、テストステロンが上昇し、ローパワーポーズを取ったグループは減少したそうです。

そして、コルチゾール値は逆になったというデータが出ました。

たった2分の異なるポーズを取っただけで、これだけ違いがでるんですね。

Photo by Monstera on Pexels.com

学校でも「姿勢を正しく」とよく言われていましたよね。

背筋をピンと伸ばしてシャキッとするだけで勉強も集中できるでしょう。

朝、仕事に行く前や、カンファレンス、研修や何気ないショッピングでも、背筋を伸ばして顔を上げ、自分の一番しっくりくるハイパワーポーズを決めて、それをすることを習慣にしてみてください。

たった数分、いや数秒でもいいので試してみてください。これで気持ちが上向きになるなら、やってみる価値はあると思います。

私もセッション前には大きく背伸びをするし、セッションの途中でも、クライアントさんに席を立ってもらって、ストレッチしてもらうこともあります。

話しが煮詰まってきて、だんだん下向きがちになってしまうとき、このように一回仕切り直して、体勢を整えることは、良い気分転換になります。

是非姿勢を伸ばして、コーチングを受けてみてくださいね(^^)/

関連記事