【アドラー心理学】勇気づけこそコーチングのすべて!

アドラー心理学と言えば、「勇気づけの心理学」と言われています。
セッションではなくても、「勇気づけ」は常に意識していることです。
「クライアントは自分の課題に自分で取り組み解決できる。自分らしい人生を自分で思い描き実現できる」と考えているので、クライアントが勇気さえ持てたら、自分で夢を描き実現しようとするはずなんです。
クライアントに対して勇気づけするために、わたしたちはまず、自分を勇気づけ、自分の人生を自分らしく生きようとします。
そんな姿を見て、クライアントも勇気を持つということです。
だから、コーチである私自身も、自分の人生に無限の可能性があり、夢は叶うと信じています。
新しいことにチャレンジしたり、目標を高く設定することで、意識を高めています。
「看護師」と限定してコーチングしているのは、「自分らしく」という部分で、人に対する奉仕の精神が高いため、なかなか表現できないと感じているからです。
いくら勇気づけされても、「どうせ看護師だから、人のことを思って自分は我慢する」や「病院で働く以外の夢など描けない」と返されたこともあります。
「誰かのために」と思うその気持ちは本当に素晴らしいことです。
でも、そのことによって、自分のことをどんどん後回しにしていませんか?
私は、クライアントが夢を語ってくれることが、すごくすごく嬉しいんです。
今まで考えたことのなかったようなことを、「これ、誰にも言ったことないんですけど・・・」と話し始める素晴らしい世界に、私がワクワクしてきます。
その夢を熱心に聴いて、聴いていて気付いたことをそのままフィードバックします。
「それ、すごいですね!」「私がワクワクしてきました!」
と感じたことを伝えます。
そこからが重要。コーチとして、「行動を促す」のが仕事なので、実現方法を考えることを手伝い、今ここから始められることを探そうとします。
行動をとったら、一緒に喜ぶ。思うような結果がでなかったら、また一緒に考える。一緒に学ぶ。さらに、行動する。フィードバックする・・・・。の繰り返しです。
これらは、すべてクライアントを勇気づけるための関わりです。
コーチとクライアントという立場でも、上下関係はなく、ともに自分の人生を生き、応援し合い、必要に応じて助け合います。
「自分で自分の人生をつくれる。そうやって生きていくことには価値がある」って、実感してもらいたいんです。
私も、最初から夢を語っていたわけではないと、いつも話しているんですが、そんな私がなぜ、夢を語れるまでになったかというと、「コーチの勇気づけ」のおかげなんです。
私がどれだけ否定的な言葉を使っても、どれだけ落ち込んでも、絶対手を離さずに、信じてくれるんです。
そんな姿を見ていると、「私にもできるかも」と少しずつ魂が動くような感覚になるんですよ。
「夢」とは、おとぎ話のように王子様が出てきて舞踏会をするような楽しいことばかりではありません。
私の「夢」は、やっぱり誰かの幸せのために何かをしたいという目標であり、それが私の幸せです。
だけど、だからと言って自分を犠牲にするのではなく、自分も常にご機嫌で、「愉しむ」ことを大切にしながら、それを他の誰かにも貢献したいと思っています。
「誰かのために」働くことは素晴らしいこと。
自分が「満たされている」と感じることで、人生は思った通りになります。
一人では叶えることのできない、素晴らしい未来に向かって、一緒に頑張らせてくださいね(^^)/
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