【コーチング】での”沈黙”の活用方法!

皆さんは、誰かと会話しているとき、ふと訪れる「沈黙」に、身が固くなって視線のやり場に困り、気まずい雰囲気を感じたことはありませんか?
2人きりで話しているときはとくに、その「間」に苦痛を感じたことのある人もいるのではないでしょうか?
「相手に沈黙を与えよう」なんて意図的にその「間」を共有することなんて、日常であまりありませんよね。
私は、「沈黙」が苦手でした。
誰かと話しているとき、会話の間に、「しーーーん」とした時間があると、「何か話さなきゃ」と思って無理に話題を見つけて話すことが多かったんです。
これは、もしかしたら、関西出身だから?かもしれませんが、とにかくよくしゃべります(^^;
コーチングの学びで、私が苦戦したのは、この「沈黙」を有効に活用することでした。
今でこそ意図的に「待つ」ことが当たり前になりましたが、学び始めたころは、「コーチがクライアントより多く話したらダメ」と注意を受けていたほどです。
この「沈黙」の活用について書いていきたいと思います。
コーチングでは、「質問をする」ことを繰り返すのですが、その質問内容によっては、すぐに返答できないことがあります。
そのときに、「沈黙」を与えることは、クライアントの頭の中で、それを「探しに行く」というとても大切な時間なんです。
そうやって答えを探しに行っているときに、「質問の意味、分かった?」とか、「ちょっと難しかった?」とか、それはコーチの気遣いなのだけど、それを1秒も待たずに言われると、
「今考えていたのに・・・・」と思ってしまいます。
そうなるとどういうことが起こるかというと、クライアント側が、「早く答えなきゃ」と焦ってしまい、ついどうでも良いようなことを話してしまうんですよ。
ただ、質問を投げかけただけで、何も言わないでじーーーーーーっと見つめられていても、これもまた気まずくなってしまう。
このように、待たないのも、ただ待つのもクライアントにとってはプレッシャーになってしまうことがあるんです。
では、「沈黙」をどのように活用するか・・・。
沈黙を効果的にクライアントと共有するためには、もし、質問しても返事が返ってこないとき、
「好きなだけ時間を使って、ゆっくり考えていいですよ。待ってますから。」
と一言クライアントに伝えることです。
その一言で、クライアントが少し気楽に沈黙を使えるようになるんです。
「沈黙」を二人の間でどう使われるべきかの合意を持つことで、変な緊張感が生じないというわけです。
普段の日常会話では考えない、「間」を、相手の発見を促すためのかけがえのない時間に意図的に変えることで、深い部分の気付きに結びつくことがあるんです。
関西人で話し好きの私でも、コーチングではもちろん「聴く」こと、「待つ」ことのスキルは身についていますので、ご安心ください(;^_^A
友達と話すことと、コーチングをするというのは、切り替えのスイッチがありただに雑談ではありません。
全ての質問の言葉や沈黙には意味を持っています。
と言っても、そんな堅苦しいものではないですので、体験セッションではコーチングはどんなものか、ざっくばらんに話すこともあります。
目標を達成することや、自分らしく働くためにお金をいただく以上、責任を持って、ゴールに導くことをお約束します。
コーチングってなんだろう?とか、この人はどんな人なんだろう?と思っている人は、まずは体験セッションを受けてみてください!
緊張せず、お気軽にぽちっとしてくださいね(^^)/