コミュニケーションで大切なのは「聴く」こと!

皆さんは、「話している時間」と、「聞いている時間」、どちらが長いですか?
職場や家庭で、話し上手、聞き上手ってあると思うのですが、相手を理解するなら、
断然「聞く時間」が長い方がいい!
家族や恋人、同僚に、自分のことを理解してもらいたいという気持ちがあるのに、つい自分の言いたい事が先走り、自分が話してばかり・・・なんてことはありませんか?
相手に理解してほしいならば、まずは相手を理解すること!
が大切なんです。
「なんで分かってくれないんだ・・・」と責める前に、自分自身の言動を振り返ってみましょう!
「7つの習慣」で有名な、コヴィーは、コミュニケーションには、「読む」「書く」「話す」「聞く」があるけど、この中で聞くことがもっとも重要なスキルだと言っています。
「人の話はちゃんと聞きましょう」と学校では言われたかもしれないけど、大人になってからこの「聞く」ことの訓練を受けた人はどれくらいいるでしょうか?
私は、看護学生もときにやっと「傾聴」という言葉を学びました。
この、「聞く」と一言で言っても、段階があって、
- レベル0・・・無視する。話しかけられても返事をしない。相手の存在を認めた振る舞いをしない。
- レベル1・・・聞くふりをする。ただ相づちを打つだけで、話しの内容には無関心。
- レベル2・・・選択的に聞く。じぶんに興味のある部分のみ関心を持ち、自分の目線で解釈・評価する。
- レベル3・・・注意して聞く。関心を持って深く聞く。相手が問題と考えることが何かを理解しようと務める。
- レベル4・・・感情移入して聞く。相手の目線で聞く。相手が世界をどう見ているかを感情移入によって理解する。
このレベル4の状態が最高レベルのスキルで、お互いWin-Winの関係が築けると言われています。
この、共感による傾聴というスキルは、相手の目線で話しを聞き、心の底から誠意をもって相手のことを理解しようとすることです。
相手が「何を言ったか」ではなく、「どう感じたか」に耳を傾けるんです。
ここまで読んでみていかがでしょうか?
自分の言動を振り返ってみて、「話しすぎていたなぁ・・・」とか、「全然聞けてなかったなぁ」という心当たりがある方もいるのではないでしょうか?
人の話を聞いているつもりでも、「私が新人の頃はさ・・・」なんて自分の話しをしてしまうと、自分は「相談に乗ってあげた」と満足するかもしれませんが、相手は「話しを聞いてくれた」とは感じることができません。
共感による傾聴は、単なるスキルではなくて、心から相手を理解したいという誠意があることが前提です。
上辺だけの傾聴だと、逆に相手を傷つけたり、人間関係の悪化に繋がりかねないということです。
共感による傾聴で相手の心を開く
ということを意識して関わってみてはいかがでしょうか。
「聞く」ことにたいしてこれまであまり学ぶ機会がなかったという人は、この機会にぜひ「聞く」という事を改めて考えてほしいです。
ふだん何気ない会話する家族に対しても、「聴く」ということに意識すれば、家族関係 もよくなるはず。
職場で苦手な上司とか、コミュニケーションが難しいと感じている新人さんにも、これを意識してみてください!
コーチングでは、私がコーチとして「聴く」ことに全集中しますので、なんでも話してくださいね(^^)/
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