コーチングを受ける目的と可能性。

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なぜ、そんなに毎日コーチングのことを書いているのだろうか・・・。

コーチングは、自己実現のためのとても素晴らしいコミュニケーションスキルです。だけど、いくら私が毎日素晴らしさを書いていても、果たしてどれくらいの人に伝わっているでしょうか?

コーチングと一言で言っても、団体やスクールによって、考え方や目的も少しずつ違います。

私が最初に学んだのは、アドラー心理学をベースとしたコーチングです。

ここでのコーチングの目的は、「ウィルビーイング(幸福)を実現するため、クライアントが自立し、その可能性が最大に発揮されるよう、成長していくこと」を促進する関わりがコーチングだと教わりました。

「人は幸せになるために生きているんだよ」と何度も聞きました。

その幸福というのも、人によって感じ方はそれぞれですが、「精神的、身体的、社会的に良好な状態」ということを意味しています。

みなさんはいかがですか?

心も体も健康で、社会的にも役割があり、満たされた状態でしょうか?

もし、そうでない人がいたら、コーチングを受ける目的はそこにあります。

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もし、「幸せになるために」コーチングを受けるとしたら、大切なのは、「幸せになったときのこと」をより具体的にイメージすることです。

「本当はどうしたいの?」

「本当はどうなりたいの?」

を問うわけですが、それがすぐに見つかるくらいなら、コーチは必要ありあません。

コーチングというのは、クライアント自身で気付き、考えて、行動するものなので、コーチはただひたすら横で応援するという感じ。

「コーチは何もしない」というと、少し無責任に聞こえるかもしれませんが、あなたの周りに、自分の可能性を信じてくれる人が何人いるでしょうか?

看護師になって、仕事をこなすような人なら、「私は一人でも生きていける」と思う人も多いですよね。

看護師に限ったことではありませんが、いろんな女性を見てきたけれど、看護師という職業は、特に責任感が強く、自律心が強い印象です。

いかに、コーチと信頼関係が築けるか、ということになりますよね。

私自身、「自分のことは自分で決める」とずーーーーーーっと思っていたので、コーチングの可能性を最初は信じていませんでした。

そんな私が、コーチングの可能性を信じられるようになったのは、一人のコーチの存在があったからです。

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初めてのコーチは、コーチング講座の先輩で、同じ看護師の女性でした。

オンライン上ではありましたが、画面越しでも彼女の物腰の柔らかさ、優しさが伝わってきました。

話し方や雰囲気がとても女性らしいのに、その中に芯の強さや、仕事に対する向き合い方がとても素晴らしく、尊敬できました。

当時私は「うちの病院、最悪なんですよね・・・」というようなことを話していたと思います。

だけど、彼女は、絶対そんな私のことを否定しません。

「そう思ってるんだね。」と優しく寄り添い、

「今、できていることは?」と話を聴いてくれました。

この、「誰かに話を聴いてもらう力」は本当に受けてみた人にしか分からないと思っています。

「この人は何を言っても否定しないし、いつでも寄り添ってくれる」という、安心な場所であることが分かると、どんどん話しを聴いてもらいたい!という気持ちになりました。

この「安心できる場所」こそが、コーチとクライアントとの理想の関係性だと思います。

その中で、私は「病院を辞めたい」というテーマだったのに、丁寧に話しを聴いてもらっていると、

「どんなときに辞めたいと感じるのか」「何があったから辞めたいと思ったか」ということを話しているうちに、

辞めて何かやりたいと思ったのではなく、仕事でのやりがいを感じたいと思っていたことに気付いたのです。

冒頭にも書いたように、この、”本当の目的”を明確にすることで、テーマが変わっていき、「病院を良くしたい」という意識に変わっていました。

このとき、コーチングを受けていなかったら、ずっと「辞めたい」という想いのままだったと思います。

コーチの寄り添う力と、「みどりちゃんなら絶対できるよ!」という、心からの勇気づけのおかげで、私は、「辞めたい」と言っていた田舎の個人病院で、なんと勉強会を開催したのです。

みんな愚痴ばかりだった職場で、それぞれの良いところを見つけ、やりがいを感じることができたのは、間違いなくコーチのおかげです。

18歳で上京し、知らない土地に嫁に来て、周りに本音を言える友人もおらず、実家も離れている私にとって、コーチの存在はとても大きかったです。

コーチングのスキルを身に付けるだけでなく、自分がコーチングの素晴らしさを体感したことで、本当の意味を理解することができました。

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そのあとは、結果として、新しい目標ができ、それはそこでは叶えられないと感じたため、病院は退職することになりました。

でも、あの時ただ文句を言って辞めるのではなく、新たなスタートして辞めることができたのは、私の人生を大きく変えました。

コーチングは、人生を大きく変えるきっかけとなるということが、自分の身を持って感じたので、今度は私がコーチとなって、誰かの支えになりたいと思うようになりました。

コーチングを知ってもらいたくてブログを毎日更新しているのは、知ってもらった上で、実際受けてもらいたいからです。

一人でも多くの人に私の活動を知ってもらって、より多くの人に、自分の可能性を知ってもらいたいです。

私もコーチをしてくれた彼女のように、安心できる場所を提供していきたいと思います(^^)

体験セッションに是非お申込みくださいm(__)m

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