明日からモチベーションが上がる!~終わりを思い描くことから始めよう~

毎日、毎日、朝起きて、誰よりも早く病院に行き、情報収集をして、点滴の準備をして、申し送りが終われば、入退院の準備、バイタルサイン測定、オペ出し、点滴、回診介助、オペ後の管理・・・。
気づいたら休憩なんてゆっくりとる暇もなく、患者さんの予定に合わせる。食べてる途中にナースコールがなる。カップラーメンにお湯を入れた瞬間、オペ迎えに呼ばれる。
病院からすぐそこの社宅に、へとへとになりながら帰宅し、コンビニ弁当を食べ、シャワーを浴びて就寝・・・。
ベッドに入って、
「私は、なんのために働いているんだろう・・・」
なんて思う事はありませんか?
私も数年前までそのような生活をしていました。
「環境を変えればいい」なんて簡単に言うけれど、そんなすぐに退職できないのが現実。
じゃあ、そのまま我慢すればいいの?
「今」の辛さを、早くなんとかしたい人のために、環境は変えずに、「思考」を変えることにフォーカスしてみることを提案します!
これは、【7つの習慣】に書かれている、第2の習慣、
「終わりを思い描くことから始まる」
ということを参考にしています。
“努力を積み重ねても、ゴールを意識していなければ、間違った方向に進むだけ”
“なんのために行動するかを自覚し、ブレない生き方をするために、自分が大切にする原則を定義しよう”
という考え方です。
高校の同級生が、楽しそうに大学に通う中、自分は実習に追われて、3年で卒業し、みんなより早く主食して仕事に追われる。
みんながキラキラしたオフィスで、おしゃれして通勤しているのに、自分はボロボロ・・・。
そんな周りの人を羨ましく思う。
でも、稼がなければ生活はできない。
頑張って免許取ったのに、他にやりたいこともない。
このまま働き続けて、本当にいいのだろうか・・・?
とはいえ、仕事が嫌いなわけではなく、やりがいを感じたり、自分の存在価値に気付く瞬間ってありますよね?
それはどんなときでしょうか?
どんな目的をもって、行動していうるでしょうか?
終わりを思い描くことから始めるというのは、日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、自分の価値を明確にし、
方向をはっきりと定めて行動することがある。
そうすれば、本当の意味で主体的で価値観に沿った人間になれるのであり。
『完訳7つの習慣 人格主義の回復』より
看護の世界は、正解がありません。
看護観は人それぞれで、患者さんとの対応や、看護に対する思いがみんな違います。
そんなときに、周りを見たり、病院の理念に従ったり、「自分の看護観に迷う」こともあると思います。
そんなときに大切なのは、
「原点に立ち返る」
ということです。
迷ったときは、原点に返ると、自分がどうするべきかが見えてくる、というのです。
そこがブレてしまうと、嫌なことがあったり、周りと比べたりすると、他の選択肢を探してしまって、結局前に進めないんです。
内面に変わることのない中心を持っていなければ、人は変化に耐えられない。自分は何者なのか、何を目指しているのか、何を信じているのかを明確に意識し、これが変わらざるものとして内面にあってこそ、
どんな変化にも耐えられるのである。
『7つの習慣 人格主義の回復』より
ここの内容を詳しく説明すると、コヴィーによれば、「すべてのものは2度つくられる」と言われていて、たとえば、家を建てるときは、まず頭の中で完成後をイメージして設計図をつくる。(知的創造)
その後実際に工事が行われる(物的創造)。
人生においても、一度頭に描くこと(知的創造)が必要ということです。
原点に返り、看護師になりたいと思った瞬間を軸にして、それからは、人生の脚本をつくりましょう!
自分の人生の脚本家は自分以外いません。
人生の最後の日に、後悔したくありませんよね?
いかがでしょうか?
「原点に返る」こと、「人生のゴールを描くこと」で、今何をするべきなのかが見えてきます。
環境はすぐには変えられなくても、思考はあなた次第で今すぐ変えることができます。
あなたは、何を選択しますか?
明日から、どのように過ごしたいか、寝る前に考えてみてくださいね(^^)/
体験セッションで、あなたの人生のシナリオを教えてください♪