コーチングのことが5分で分かる!コーチングを簡単解説!

light workplace with laptop in office

私が、「看護師コーチを仕事にしています」と言うと、ほとんどの人が、「それって何?」と聞きます。

コーチと聞くと、スポーツのコーチのことをイメージされることが多く、看護師に対して何するの?と疑問が湧いてくるようです。

最近、ようやく「コーチング」という言葉を聞くようになりましたが、看護、介護の医療業界ではまだまだ浸透していないようです。

「コーチングって何?」と言う方は、こちらのブログを読んでみてください。

今日は、「コーチングのことは何となくわかったけど、実際どうなのよ・・・・」という疑問を解決すべく、実例を交えながら、できるだけわかりやすく解説していきます!

Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

私が認定を取得した、日本看護コーチ協会の基盤ともなっている、コーチ・エィ代表の鈴木義幸さんは、

コーチングで最も大事なのは、”発見を促すこと”と言っています。

相手の中にある、相手さえもそこにあると気づいていない内側の情報を”一緒に探索”し、見つけ出すというのがコーチングの基本です。

「いや、自分のことは自分が一番知っているから、そんなところにお金をかけなくても・・」と私も最初はそう思っていました。

だけど、探索してくれる伴走者となってくれる人がひとりいるだけで、その人の人生はずっと力強いものになることは、実際体感してみないと分からないことなんです。

「人の発見を促すって、どういうこと?」

と思う人も多いかもしれません。

これは、どういうことかと言うと、人と人とが向かい合えば、どうしても摩擦が生じますよね。

人は基本的に自分以外の人間に対して防衛を働かせる生き物です。

そこで、無意識のうちに、心にシャッターを下ろすように、「誰に言ってもどうせ分かってくれない」「やっても無駄だ」と思ってしまいます。

そんな人の協力者として、私たちコーチが、そのシャッターを少しずつ開けていく、というわけです。

心のシャッターがあることを、ほとんどの人は気付いていません。

私はコーチとして、クライアントにかける一言一言にどれだけ気持ちをこめられるか、によって、このシャッターの上げ下げに影響していると思っています。

「今日はありがとうございます」とか、「こんにちは」とか、こんな些細な言葉かけであっても、気持ちをこめます。

その上で、”発見を促す質問”をしていくんです。

Photo by Julia M Cameron on Pexels.com

1つの質問を受け取ったら、受け取ったことをちゃんと相手に伝えます。

「そうなんですね。」「そんな風に感じていたのですね。」という感じに。

そこから、さらに相手を”自由”にします。

「他には?」「もっと詳しく教えて?」「○○ってどういうこと?」

私のコーチングはこの3つの質問でほぼ成り立つといっても過言ではありません。

受け取って、受け取ったことを伝え、促し、質問する・・・これの繰り返しによって、クライアントの力で発見していくんです。

それによって、少しずつ心のシャッターを開けていく、というわけです。

コーチングって、とてもシンプルなんです。

さらに深堀するためのスキルはもちろんありますが、コーチングは、コーチが何かしてあげるのではなく、発見するために導くことが役目です。

クライアントが、最初は、「今は何もしたくないんです」と言ったとしたら、

「今は何もしたくないんですね。もう少し教えてください」と質問する。

「看護師の仕事を辞めて、燃え尽きてしまったんです。」と受け取る。そしたら、

「燃え尽きたと感じているんですね。燃え尽きるとは?」と質問する・・・・。

というように、相手の言葉を受けて、質問する中で、クライアントに気付きを与えるんですよ。

Photo by Анастасия Беккер on Pexels.com

クライアントにとっての、人生における最高のパートナーになることが私の理想です。

100%クライアントの可能性を信じ、クライアントに興味を持つ。

そこに看護師の経験である直観力と観察力をプラス。

それが私のコーチングです。

自信をもってお届けする、高橋みどりのコーチングを、是非体験してください(^^)/

関連記事