ネガティブ感情との上手な付き合い方!

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看護師だったら、〝誰かのために〟と思う気持ちが潜在意識として染み付いていると思います。

他の仕事でも言えるし、決めつけるわけではありませんが、看護師という命に直結する仕事をしていると、

商品を買ってくれる人のことを考えるのではなく、

まさに〝目の前のこの人〟のためにという仕事なので、〝この人のために〟をありありとイメージしながら働いていますよね。

わたしも病院で働いていたときは、つらくてしんどかったけど、「ありがとう」と言われた回数を数えたりしていました。

報われない毎日が、「ありがとう」と言われると嬉しくなって、行動が加速するんですよ。

みなさんはどうですか?

感謝の気持ちって、当たり前ではないと思うので、自分が役に立っていると実感すると、やる気が出ませんか?

圧倒的に「ありがとう」を心から感じることができる看護師の仕事は、最高だと感じています。

だけど、人間なので、失敗することもありますよね。

見返りを求めているわけじゃないけど、誰かに認めてもらいたい欲求があったり、報われたいという気持ちが強くなったり…。

それ自体が悪いわけではなくて、「それを自分でなんとかしよう」とするから、余計に苦しくなってしまうんです。

課題の分離のテーマでも話しましたが、「変えられない過去で悩まない」「相手を変えることはできない」「相手がこちらを認めるかどうかは相手次第」と納得することが重要です。

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私も以前は、過去に失敗に囚われ、「また失敗したらどうしよう・・・」と夜寝る前に突然不安に襲われたり、仕事の夢をよく見ていました。

夢の中でも怒られて、また起きてその職場に行くなんて最悪・・・ということも多々ありました。

寝る前のイメージはとても大切で、寝る前こそ良いイメージを持つことが大切と知ったのが遅かったので、自分で考えてもどうにもならないことで悩み、苦しかったことを覚えています。

そんな囚われから脱するための、簡単な方法があります!

それは、「ま、いっか」と思う事。

これは実は根拠があって、紙に悩みを書き出した後、私たちの脳は目でそれを確認することで、”完了した”と判断し、「ま、いっか」と納得することができるからです。

「ま、いっか」と納得することに関して、自然と忘れていくようにできているんです。

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もうひとつは、「エクスプレッシブ・ライティング」といって、過去や今の嫌な事を、手を動かしながら感情を吐き出すように書き出します。

ネガティブなことは避けてしまいがちだけど、それをあえて書き出すことで、今、自分が抱えているネガティブな感情をしっかり認識することができます。

すると、不思議なことに忘れたくても忘れられなかったことが、小さくなってくるんです。

これは、アメリカの心理学者による「シロクマの実験」でも有名で、思考を抑制することが逆に強く求めてしまう傾向につながるというもの。

つなり、忘れたいと意識していることほど忘れられずにこだわってしまうんです。

「エクスプレッシブ・ライティング」をすることで、自分の感情の変化を客観的にみることができ、冷静にうけとめられるようになり、負の連鎖を止めるというわけです。

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いろんな方法がありますが、1番は、一人で抱え込まないこと。

自分と向き合うことはなかなかしんどくて、疲れているときはなおさら避けてしまいます。

今の状況を変えたくないなら、何もする必要はないけど、「変わりたい」と思うなら、小さな一歩を踏み出す勇気をぜひ持ってください。

乗り越えたその先にあるものを想像しながら、最高の人生を必ず送ることができますよ。

コーチングでなくても、誰かに話すだけでえ気分は変わります。

是非体験セッションでお会いしましょう(^^)/

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