「自分の価値」に気付いてますか?

最近、中島輝さんの「書くだけで人生が変わる 自己肯定感ノート」という本を読んでいます。
自己肯定感を高めるためのワークがたくさん載っていて、とてもおススメです!
その中で、「自分には価値がある」と自信を持って言えますか?という、「自尊感情」について書いている章の事例が、たまたま看護師の実例で、すごく参考になったので、アウトプットさせてください!
「自尊感情」とは、自分に価値があると思える感覚のことです。
なんのために生きているのかが明確になり、やりがいや目標を見出すことができる力です。
本の中では「存在価値」とも言い換えられています。
日本人は、他の国の人と比べると、著しく自尊感情が低いのだそうです。
自分に価値があると思えない状態が続いてしまうと、どうなると思いますか?
ここで紹介されている看護師の事例では、10年以上のキャリアがあるのに、1つの職場で長く勤められないことが悩みでした。
看護師という職業柄、就職に困ることはあまりないので、辞めてもすぐ次の就職先が決まるのですが、環境を変えた新しい病院でまた「辞めたい」という想いが湧きあがってくるそうです。
その「辞めたい」理由が「人間関係」とのことでした。ただ、険悪だったり、いじめられたりというわけではなく、「私には価値がない」という思い込みに苦しんでいました。
「私には価値がない」
↓
「仕事を完璧にやらなくてはならない」
↓
「仕事くらい完璧にできないとここにいる意味がない」
↓
「良好な人間関係の中で完璧な仕事ができる自分=価値がある」
と捉え、その枠からはみ出してしまうと落ち込むのだそう・・・。
自尊感情の低い状態が続くと、自分の思考の整理がうまくできず、感情のコントロールが覚束ない状況に陥ってしまうと書かれています。
そんなクライアントさんのためにここで紹介されているのは、「Wishリスト」です。
「Wishリスト」とは、自分のもつ願い(Wish)をノートに箇条書きで書き出していくワークです。
自分のやりたいこと、興味のあること、実現したいこと、楽しみたいこと、望んでいること・・・・思いつくままにどんどん書いていきます。
それを、なんと目標は100個!!?
大人になってから忘れていた夢や、普段は考えないような潜在意識から願いをひっぱりだします。
ワクワクする楽しいイメージを思い浮かべると、脳からドーパミンが分泌されるので、楽しいなら実現しよう!と判断し、やる気や意欲が出てくるんです!
Wishリストをつくることでほんとうの願いに気付くことができ、自己認知が進み、自分自身の存在価値や仕事そのものの歓びが再認識されるので、とても有効に働くそうですよ。
いかがですか?
「自分の存在価値」についてじっくり考えることなんてないですよね。
やりたいこと、楽しいことを書き出したとしても、100個も出すのはなかなか大変です。
相当あらゆる場面を想像する必要があるので、今の現実からも離れ、過去の記憶を呼び覚ますことで、思いがけない答えが見つかりそうですよね。
皆さんも是非試してみてください(^^)
そして、やってみた感想などあれば、メッセージやコメントいただけると嬉しいです!
体験セッションもお待ちしております!