「自分の価値」に気付いてますか?

signboard with inscription on fir sprigs with pine cones

最近、中島輝さんの「書くだけで人生が変わる 自己肯定感ノート」という本を読んでいます。

自己肯定感を高めるためのワークがたくさん載っていて、とてもおススメです!

その中で、「自分には価値がある」と自信を持って言えますか?という、「自尊感情」について書いている章の事例が、たまたま看護師の実例で、すごく参考になったので、アウトプットさせてください!

「自尊感情」とは、自分に価値があると思える感覚のことです。

なんのために生きているのかが明確になり、やりがいや目標を見出すことができる力です。

本の中では「存在価値」とも言い換えられています。

日本人は、他の国の人と比べると、著しく自尊感情が低いのだそうです。

自分に価値があると思えない状態が続いてしまうと、どうなると思いますか?

Photo by Ena Marinkovic on Pexels.com

ここで紹介されている看護師の事例では、10年以上のキャリアがあるのに、1つの職場で長く勤められないことが悩みでした。

看護師という職業柄、就職に困ることはあまりないので、辞めてもすぐ次の就職先が決まるのですが、環境を変えた新しい病院でまた「辞めたい」という想いが湧きあがってくるそうです。

その「辞めたい」理由が「人間関係」とのことでした。ただ、険悪だったり、いじめられたりというわけではなく、「私には価値がない」という思い込みに苦しんでいました。

「私には価値がない」

「仕事を完璧にやらなくてはならない」

「仕事くらい完璧にできないとここにいる意味がない」

「良好な人間関係の中で完璧な仕事ができる自分=価値がある」

と捉え、その枠からはみ出してしまうと落ち込むのだそう・・・。

自尊感情の低い状態が続くと、自分の思考の整理がうまくできず、感情のコントロールが覚束ない状況に陥ってしまうと書かれています。

Photo by Daria Liudnaya on Pexels.com

そんなクライアントさんのためにここで紹介されているのは、「Wishリスト」です。

「Wishリスト」とは、自分のもつ願い(Wish)をノートに箇条書きで書き出していくワークです。

自分のやりたいこと、興味のあること、実現したいこと、楽しみたいこと、望んでいること・・・・思いつくままにどんどん書いていきます。

それを、なんと目標は100個!!?

大人になってから忘れていた夢や、普段は考えないような潜在意識から願いをひっぱりだします。

ワクワクする楽しいイメージを思い浮かべると、脳からドーパミンが分泌されるので、楽しいなら実現しよう!と判断し、やる気や意欲が出てくるんです!

Wishリストをつくることでほんとうの願いに気付くことができ、自己認知が進み、自分自身の存在価値や仕事そのものの歓びが再認識されるので、とても有効に働くそうですよ。

Photo by Max Vakhtbovych on Pexels.com

いかがですか?

「自分の存在価値」についてじっくり考えることなんてないですよね。

やりたいこと、楽しいことを書き出したとしても、100個も出すのはなかなか大変です。

相当あらゆる場面を想像する必要があるので、今の現実からも離れ、過去の記憶を呼び覚ますことで、思いがけない答えが見つかりそうですよね。

皆さんも是非試してみてください(^^)

そして、やってみた感想などあれば、メッセージやコメントいただけると嬉しいです!

体験セッションもお待ちしております!

関連記事