問題をすっきりさせる!”課題の分離”を書き出してみよう!

“課題の分離”については何度か書いてきましたが、今日は昨日に引き続き、「書く」ことでさらに効果を高めようと思います。
“課題の分離”とは、「最終的には責任はどこにあるの?」と責任の所在をはっきりさせることです。
例えば、「子どもが宿題をしない」のは「子どもの課題」で、「夫の帰りが遅い」のは、「夫の課題」で、「睡眠時間が短い」は「私の課題」というように、仕分けていくことを言います。
「悩みは1つもない」という方は、スルーしていただいて構いません。ただ、何かモヤモヤする問題を抱えている方は、是非実践してください。
なぜ、この”課題の分離”を勧めるかというと、「他人の課題には踏み込む必要がない」という心理学の考えに基づいているからです。
悩みが多くて良いことなんてほとんどありませんから、少しずつクリアにしていくことで、毎日がハッピーになればいいですよね!
4月に入って環境も変わり、自分だけでなく、夫や子どもも環境が変わることで、今までなかった問題も発生します。
「新人看護師にどう思われるかな・・・・」とあまりにも気にしすぎると、自己信頼感や自己効力感を低下させてしまいます。
そんなときにも、”課題の分離”を活用してみましょう!
まずは「感じている不安の正体」を「自分の課題」と「他人の課題」に分けていきます。
最初に書いた「子どもが宿題をしない」は、「自分の課題」ではありませんよね。
「新人看護師にどう思われるか」ということも「他人の課題」であって、基本的に自分ではどうすることもできませんよね?
「相手が自分のことをどう思うか?」は自分が不安に感じ、真剣に悩むべき課題ではないということです。
「考えても意味がないこと」を整理していくということ。
さて、その分ける作業が終わったら、今度は「自分が取り組めること」を考えて、書き出していきましょう。
「子どもの問題」なら、「子どもの宿題は私がやるわけじゃないから、どうやって声掛けをしたらやる気が出るのか考えよう」とかいう風に、宿題をするのは「子ども」なので、そのために自分にできることは何かを考えます。
「睡眠時間が短い」という「自分の課題」なら、「夜スマホでYouTubeを見るのを辞める」とか「日中仮眠をとる」となります。
「夫の帰りが遅い」は夫の課題だけど、「夫に家事を手伝ってもらいたい」は私の課題。
「帰りが遅いのは仕方ないから、土日に少し協力してもらえるように、自分の気持ちを伝えてみようかな」という感じで進めていきましょう。
大事なのは、「自分がベスト」だと思う行動をとることです!
自分がベストだと思えば、それが正解。
それで周りがどう思うかは、「他人の課題」だと割り切ることが大切。
「私は私」「あなたはあなた」という意識を持っていると、自分と周囲との間に境界線を引くことができるようになります。
それによって、考えてもどうしようもないことから解放され、自分自身の心を守り、自分の考えを行動に移す後押しとなるため、「自己効力感」が高まるということです。
課題の分離を行うことで、「自分が思う最善の選択をすること」に集中できるのだから、周りがどう思おうと関係ないんです。
「自分にできるベスト」と思うことは、ただ自己中心的なのではなく、自然と視野が自分と他人を含めた全体へと広がって、結果的に周囲にも良い影響を与えると言われています。
「悩み」や「課題」はどうしても見て見ぬふりをしてしまいがちです。
そのままにしていも、普段通り生活できてしまうので、あえて向き合うことから「避ける」という選択を無意識にしているのでしょう。
私も「課題の分離」なんて言葉、3年前は聞いたこともなかったので、やっぱり学ぶことの意義を感じます。
あのまま何も知らず、あの場所で働き続け、自分さえ我慢すればいいというと思いながら生きていたら・・・・・。
コーチングと出会うことで、心理学や脳科学にも触れ、いろんな本を読み、自分と向き合うことを知りました。
そこで得た学びは、私の財産です。
ほんの些細な思考や、意識を変えるだけで、こんなに人生変わるんだよ!っていうことをもっとたくさんの人に伝えたいです!
一緒に人生の選択をしませんか?
どんな未来を描きますか?
是非体験セッションでお会いしましょう(^^)/