コーチングで活用する「見える化」のワーク!

woman draw a light bulb in white board

「見える化」って聞いて、何を思い浮かべますか?

ちなみに、Wikipediaによると、「企業や組織における財務、業務、戦略などの活動実態を具体化し、客観的に捉えるようにすることである。」とされていて、

有名なのが、トヨタ自動車で「目に見える管理」として業務の改善活動に取り入れていましたよね。

コーチングで活用する「見える化」は、セッションをするなかで、家にあるもので状況を表したり、思ったことを付箋に書き出すという作業のことです。

例えば、テーマを設定するときに、

「今、思いつくテーマをすべて書き出してください」

と、クライアントさんに付箋に書き出してもらいます。

「仕事、家族、お金・・・・」などどんどん書き出し、コーチは、「他には?」と聞きながらできるだけたくさん書き出してもらいます。

その次は、その付箋を自由に動かしてもらいます。

それは、優先順位なのか、カテゴリー別なのか、話したい順なのか、自由に動かしてもらい、そこで感じたことをシェアします。

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そのように、セッションで付箋を使うことがよくあります。

付箋の他にも、例えば、お子さんとの関係や職場での関係を話すときに、

「その人をイメージできる何かを持ってきてください」と言います。

それは、ぬいぐるみでも、文房具でも、食器とかでもよくて、重要なのは、

「なぜそれを選んだか」ということ。相手のことをどのようにイメージしたかを聞いていくと、気付くことが必ずあります。

「自分と相手」の関係性を、実際に並べてみて、どのように並んでいて、どっちを向いているのか、より臨場感を持ってイメージするために、ものを活用することは有効です。

そこから、「じゃあ、その関係性が、どうなればいい?」と理想の状態のイメージを膨らませていきます。

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コーチングで大切なのは、「楽しく、真剣に!」という考えで行っていて、何かもの使ったり、対面だったら別にそこに座っている必要すらないほど自由です。

クライアントが、どうすれば楽しく未来を描けるかが重要なので、その手段は何であってもよくて、コーチがそこを制限してしまうと、クライアントの視野もその分狭くなってしまいます。

コーチがいかにリソースフルで自由かどうかが、クライアントが描く未来を左右するのです。

多くの人は、「ねばならない」「べき」という考えをもっています。

その枠にとらわれない、もっともっと自由に選択できることを知ってもらいたいと思っています。

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今日のセッションでは、「クライアントさんが思い描く理想の状態を絵にかいてみる」というワークをしました。

絵はめちゃくちゃ下手で、申し訳ないくらいなのですが、「絵を描く」ということは、「同じイメージを持つ」必要があって、

「それは、どんなとき?どんな場面?誰と?」という理想の状態をより臨場感を持って聞く必要があります。

現場検証をするように、具体的な情景を絵に描いたとき、クライアントさんと同じような構図になっていて、そのクライアントさんのことを100%信じて、それは必ず叶うと確信しています。

このように、文字で書いたり、もので表現したり、絵を描いたりすることは、頭の中が整理されるだけでなく、思いがけない気付きや、コーチとクライアントが同じ景色を観ていることを再確認するためにも役立ちます。

絵を描いて、大笑いすることも、場が和んだりともに過ごす時間を楽しめるということが嬉しいですよね。

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貴重な時間とお金を使って、セッションをうけてもらうんだから、より信頼関係が築けるように、いろんな工夫をしています。

無条件に自分を愛せるか、無条件にクライアントを愛せるか、というところがコーチングの肝です。

一人ひとりに合った、最高の時間を共有できるよう、日々頑張りたいです(^^)

体験セッションでも、どんどん見える化を活用していきます!

気軽に楽しむ気持ちでお問合わせください♪

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