看護師って、こんなに楽しい!~フリーナースとしての生き方~

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先日セッションさせていただいたクライアントさんは、19年間急性期病院で働いた後、フリーランスナースとして、あらゆる仕事を経験している方でした。

19年と一言で言っても、彼女にとっての19年は、どんな時間だったのでしょうか。

このとき、コーチでなければ、「19年も急性期に居たの!大変だったね!」と思うかもしれません。

でも、「思いこまない、決めつけない」がコーチングの鉄則なので、フラットな気持ちで話しを聴いていきました。

「別に仕事が嫌だったわけではなく、人間関係に悩んでいたわけではなく、体調不良が先にきてしまって・・・」

と。看護師なら当たり前のことのように、病棟では夜勤があります。若い頃は何も感じなかったことも、歳を重ねるごとに、ホルモンバランスの乱れが出る人も少なくないそう。

夜は本来寝る時間で、そこがバラバラになることで、女性特有の体調に変化が出てきてしまうのでしょう。

私も急性期病棟で夜勤もやっていましたが、気持ちが休めることはなく、術後の管理などで仮眠をなかなか取れなかったり、仮眠中に呼び出されることもよくありました。

「仕事が嫌ではなかった」けれど、「楽しいと思う余裕はなかった」と話すクライアントさん。

退職されて、フリーランスになった今、看護師を全力で楽しんでいるとのことでした。

看護師は、どうしても病院で働くことが当たり前のような考えがある人が多く、看護師は病院じゃなくても収入が得られるということをみんなにも分かってほしいというクライアントさんの想いに、

私自身の看護に対する想いも考えさせられました。

Photo by Artem Beliaikin on Pexels.com

セッションを重ねて思うことは、同じ看護師であっても、働き方はさまざまで、働く目的が違いということです。

今回のクライアントさんの場合、歳を重ねていくごとに体調も変化するし、そのときに病院にこだわらずに病院以外でも収入を得られる仕組みを作っていきたいとのことでした。

「看護師の仕事って、こんなに楽しいんだよ!」ということを伝えたいと語る表情を見ると、フリーナースとしてイキイキとお仕事されていることが分かりました。

私も3月に退職し、フリーランスとなりました。

このフリーナースという働き方は、一人の女性としての働き方として、私にも合っていると感じています。

女性特有の体調の変化や、子育てのことに関しても、母親としての役割があります。

バリバリ夜勤をやることももちろん家族が協力して、収入も得られて、充実してる人はたくさんいます。

「働く目的」がそれぞれ違うというのは、「何を大切にしたいか」ということに繋がります。

私も小学生の子どもがいるので、フリーランスとして時間で働きに出て、子どもの帰りに合わせてスケジュールを組み、学校行事にも参加し、土日は家族と過ごすという働き方ができるなんて、想像もしていませんでした。

まだまだ理想の働き方とは言えませんが、「理想の働き方」は頭のなかでは完成しています。

今朝の起業家の先輩のメルマガで、

「すべてのものは二度作られる」

と書いていました。

これは、7つの習慣のフランクリンコーヴィ博士の言葉で、思い描いたものは叶うけど、最初にイメージの中で具現化するそうです。

空を飛ぶ鳥を見て、飛行機をイメージできたように、鮮明に一度目にイメージできることで、それを実現できるということ。

一度目に臨場感のあるイメージの中で実現し、二度目は目の前の現実として実現する。

この「イメージ」ができるかどうかが重要です。

Photo by Pixabay on Pexels.com

フリーになることをおススメしているのではなく、「あなたの理想の働き方」をイメージしましょうということ。

これは、なかなか同じ病院内だけだと、情報が偏るかもしれません。

情報が溢れる時代に、自分にあった働き方の軸さえしっかり持てば、それは必ず実現します。

ぜひいろんな働き方を知ってもらいたいし、なんの制約もない状態なら、どんなことをしたいのかを、一緒に考えたいです。

体験セッションの短い時間でも、目の前に広がる景色を観ることができます。

そこに向かっていくためのお手伝いができるなら、継続して伴走させてもらえたらとても嬉しいです(^^)

まずはお気軽にお問合わせくださいね!

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