自分を追い込んでいるものは?~セルフコーチングのススメ~

close up of coffee cup on table

 

最近、〝ベテラン看護師〟の方とセッションする機会が多く、みなさん口を揃えて言うのが、

「昔はとてもしんどかった。自分を犠牲にしていて、自分が追い込まれていることにも気付かなかった」と。

業務に追われて、毎日必死に働いて、自分が疲れているかも自覚のないまま、倒れてからはじめて気付く、、

という人も少なくないようです。

わたしも10年前は、そんな風に自分を追い込んでいました。

できない自分が、許せなかった。  

先輩に怒られるたび、患者さんに迷惑をかけるたび、

「なぜ看護師になってしまったのか。」

と自分を責めてばかりいました。

一度、点滴の口頭での指示受けのミスをして、過剰投与しそうになるというインシデントを起こしました。

投与直前に、先輩看護師が気付き、投与にら至らなかったものの、

普通だったら有り得ない指示で、そこに違和感を感じられなかった自分が情けなく、白衣を着る資格などないと感じたのです。

〝このまま仕事をしていると、患者さんを殺してしまうかもしれない。〟

〝ここにいたらみんなに迷惑をかけるだけ。〟

と感じながらも、辞める勇気もなく、

ただただ辛く、急に涙が溢れ出し、トイレに駆け込むこともありました。

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看護師じゃなければ、こんなに悩むことはないんじゃないか・・・と思ったこともありました。

実際そんなことはないのでしょうけど、社会人になって、看護師しか経験がなかったので「なぜこんな辛い思いをしなければならないのか」とも思っていました。

私がコーチングに出会ったのが3年前なので、もうその頃は看護師になって何年も経ち、子どももいるころでした。

もっと早く知っていれば・・・と思うけど、コーチングに出会えたことにとても感謝しています。

最初に衝撃だったことは、コーチング講座の中で、

あなたは自分のことを「人生の主人公」と思っていましか?

という問いです。

看護師として働いているときは、「誰かのため」という考えが当たり前だったし、貢献することが使命だと思っていたので、「自分」を主人公と思うことに違和感を感じました。

コーチングは、相手がいてのセッションが基本ですが、根本的なことやマインドの面では、自分自身がまずそう思うことが大切です。

なぜなら、自分が「主人公」と思っていなければ、クライアントのことを「主人公」と思うことに違和感を感じさせてしまうからです。

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あなたがヒーロー・ヒロインだとしたら、あなたの人生にどんな可能性があるんだろう?どれだけ影響力を持っているんだろう?

あなたがヒーロー・ヒロインだとしたら、あなたのこれまでの人生にはどんな意味があるんだろう?既にどんなリソースを持っているんだろう?

あなたがヒーロー・ヒロインだとしたら、あなたはどんな風に成長していくんだろう?どんな仲間ができるんだろう?

ということを自分に問いかけるんです。

「自分が人生の主人公」であるというマインドは、何をするときも自信がつくし、間違いもなければ、失敗しても人生の無駄など何一つないと感じることができます。

だれかにコーチングを受けることが効果的ではありますが、これは、セルフコーチングでも問いかけることができます。

何か立ち止まったり、迷ったりしたとき、

「本当はどうしたいの?」と自分に聴くということです。

つい無理をしていまうことが多く、追い込まれてしまうことがありますが、自分を追い込んでいるのは「自分自身」です。

無理に自分を追い込みすぎず、自分と対話しながら、無理なら無理と声に出して言える環境が大切ですね。

是非体験セッションで、「自分との対話」を経験してみてくださいね!

お気軽にお申込みお待ちしております(^^)/

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