とてもシンプルな「共感」のコツ!

4月1日、今日から新たな門出を迎えた方もいますよね。
環境が変わることにドキドキワクワクしていますか?
不安もあるとは思いますが、新しい出会いがあって嬉しいこともたくさんあります。
私も今日から心機一転頑張ります!!
コーチングで「共感」という部分で、相手に「共感された」と思ってもらうことがとても大切です。
特に悩みなどがなくても、体験セッションで、「お仕事の話」をしてもらうことがあり、ヒーローインタビューと題してお時間をいただいています。
雑談と違うことは、とにかく聴くことに集中すること。
コーチングの基礎を大切に、聴いています。
そこで「共感してもらえた」と思ってもらえるように意識していることをまとめてみました。
①行動を認める
例えば、「残業が多くて、帰りが遅いんです」と言われたとします。
そのとき、よくあるNGパターンは、「共感」したつもりで「同情」となってしまうことです。
「同情」は相手の気持ちとは無関係で、話し手自身の思考・感情の話しになってしまいます。
▼「大変ですね~」
▼「私も大変でしたよー」
▼「頑張ったね」
というように、相手は「大変」と言う言葉を使ってないのに、勝手な憶測や、自分の体験談を語ることは共感とは言えません。
「頑張ったね」も友だちだと良いとは思いますが、初対面のクライアントさんだと、見下されているように感じることがあります。
そこで、「行動」の部分を繰り返すことで、「自分の行動を認められた」「受け止めてもらえた」と感じます。
△「残業をして、帰りが遅いんですね」
これでOKなんです。その後に、ねぎらいの言葉をかけてもいいかもしれませんね。
②感情をみる
真の共感とは、「感情」を認めることです。
女性はとくに、自分の「感情」を認めてもらいたいと思う傾向にあるそうですよ。
例えば、「患者さんが手術して、その後経過が悪く、すごく心配していたんです。だけど少しずつ回復して、元気に退院されて、すごくうれしかったです!」と話したとします。
そのとき、
▼「良かったですね」
というような言葉は、退院した事実に焦点を合わせた言葉で、相手の気持ちに意識がむいてないことになります。
▼「私も外科病棟にいたとき・・・」
なんて話をすり替えるなんて、言語道断ですね(;・∀・)
「感情」という目に見えない部分で分かってもらえると、「この人は私の気持ちを分かってくれる!」と相手の気持ちはさらにプラスになります。
本当にその人の感情をすべて知ることは不可能ですが、ただ、相手のセリフの中から「共感」に焦点を合わせ、繰り返します。
△「術後に経過が悪くて心配だったんですね」
△「退院されて嬉しかったんですね。」
というように返します。
③マイナスな言葉を言わせない
例えば、「素晴らしいですね」とか「素敵ですね」と言うと、
「いえいえ、そんなことは・・・」と謙遜するのが、日本人には多い傾向にあります。
そこで、主語を「あなた」から「わたし」に変えて、
△「私は、あなたの行動が素晴らしいと思いました」
△「わたしは、とても素敵だと感じました」
と、「私はこう思った」「私はこう感じた」という伝え方をするだけで、相手の反応も変わってきます。
いかがでしょう?
書いていて思ったことは、ものすごく当たり前にことだけど、意識しないとつい相手の使っていない言葉を使っているなぁと感じました。
そして、「コミュニケーションはとてもシンプル」と改めて感じています。
コーチングでも、「こうやって聴かなきゃ」「こんな質問をしなきゃ」と、頭で考えすぎると、相手の話しに集中することができません。
自分の呼吸を感じながら、相手に共感するということを大切に、これからもセッションしていきたいです。
体験セッションでは、お仕事のことをきく「ヒーローインタビュー」も絶賛募集中です!
◎仕事のこと
◎やりがいを感じていること
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◎10年後はどうなっているか
等をコーチングを交えて聴いています(^^)
是非あなたの声を聴かせてくださいね!