看護師のための「時間がない」と感じたときのタイムマネジメント!

「時間がない」・・・・
病棟勤務をしていた頃、とにかく口癖が、「時間がない」でした。
3交替勤務で、1週間のスケジュールが、日勤、日勤、深夜、準夜、休み、日勤、日勤みたいな・・・。
これ、日勤からの深夜って、日付変わっているようで、結局日勤したその日に出勤するということですから、休む間もなくまた出勤するんですよ。
夜勤明けで1日が終わり、そしたら次の日は準夜勤・・・。次の日休みでも、夜中に帰宅したら、次の日遊びに行く元気もなく、
ましてや子供が産まれてからは、休みの日は保育園にも預けられず、ただただ疲れだけがたまるという生活を送っていました。
生活が不規則で、食事もしたりしなかったり、食べたか食べてないかもよく覚えていない感じで、とにかく余裕がなく、まだ20代にも関わらずグッタリした印象だったと思います。
「タイムマネジメント」なんて言葉を最近よく耳にしますが、時間管理出来ない人は計画性がないとか、優先順位が決められないとか、予定を詰め込み過ぎるとか言われても、看護師なら仕方ないでしょ・・・と、諦めていたんですよね。
タイムマネジメントの意味は、「時間の使い方の改善によって、生産性の向上を図ること」を意味するそうです。
たとえば、1時間あたり100の成果を出していた場合、同じ1時間で200の成果を出せるように、30分で100の成果を出せるように、というケース。
主にビジネスシーンで活用されることですが、これを看護師のスケジュールに合わせて、少しでも「時間の余裕」を持つことはできないでしょうか?
タイムマネジメントは、厳密に言うと、「時間管理」ではなく、「行動のマネジメント」です。
つまり、平等に与えられた時間のなかで、行動をどう変えて、どうマネジメントするかを考えるということなんですよね。
そう考えると、1週間のうちの行動を見直せば、少しは余裕が生まれてきそうな気がしませんか?
そこで、まず考えるべきは、
◎時間の余裕が生まれることで、手に入れたいものは何か?
ということです。原動力を高めるためには、まず理想の状態をより具体的にイメージすることが大切。
「もし、時間を自由に使って、なんでもしていいなら、何がしたいですか?」
当時の私は、コーチングという言葉すら知らないし、考えることさえありませんでした。
例えば、資格を取りたいとか、セミナーに出たときに興味が湧いたのに、そのままになっていたり、読みたい本があったり、
何かに挑戦してみたい!ということでも、「どうせ無理だから」と言わずに、まずは言葉に出してみる。文字で書き出してみる。
そのことで、何か気付くことがあるかもしれません。
どれだけ効率のよいタイムマネジメントを学んだとしても、そこがブレてしまうと、うまく前に進めません。
「目標を持って行動する」ということがとても大切なんです。
時間配分を考えるだけでなく、最も時間をかける優先順位の高いことにどれだけ時間をかけられるかを考える必要があります。
そこが決まれば、
「何を」「いつまでに」「どこまでやり終えるか」といった具体的な行動目標を立てて、それをさらに細かく分けていくという作業をするわけです。
私のコーチングセッションでは、継続セッションの場合、セッション以外の日でのLINEのやりとりは無制限にしています。
この行動目標や、それが計画通りに進んでいるか、目標がぶれていないか、このままのやりかたでいいのか、という振り返りの時間を取り、
ときには軌道修正していきます。
タイムマネジメントは実践してみないことには始まりません。
私はコンサルタントではないので、アドバイスすることはありません。
コーチングは、あなた自身の能力を最大限に引き出して、それを存分に発揮するためのお手伝いをすることです。
すべて一人でやれと言っているわけではなく、コーチングを進めていく中で、誰かに頼んだ方が良いことがあれば、クライアントの判断で、人に頼むこともあるでしょう。
私は、クライアントのリソースを引っ張り出すために、セッションをします。
きっと、コーチングを受けたことのない人は、「そんなことにお金をかけるのか・・・」と不安があるかと思います。
そんな人のために、体験セッションを無料でお届けしています。
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