あなたはどんな風に働きたいですか?

先日、第一生命が全国の小・中・高校生を対象にした、第32回「大人になったらなりたいもの」のアンケートが発表されました。
なんと、小学生男子の1位は「会社員」だったそうです。中学生・高校生は、男女ともに「会社員」でした。
「会社員」が人気になった要因として、コロナ禍のリモートワークの導入が進み、自宅で仕事をする親の姿を目の当たりにして、会社員という職業を身近に感じたのではないか、と分析しているそう。
確かに、私もOLにずっと憧れがありました。
「丸の内OL」と呼ばれるような、都心の大きなビルで、パソコンに向かいながら、お昼になると小さなお財布を持って、イタリアンでランチ・・・・みたいな妄想をしたものです。
看護師は、当たり前だけど白衣だし、ネイルもできないし、おしゃれとは無縁ですもんね。
ちなみに、中・高生女子の2位に看護師がランクイン!医療現場で働く人の報道から、「誰かの役に立ちたいから」という理由が挙げられたそうです。
人によって、働く目的もさまざまだし、向き不向きもあるし、実際やってみないと分からない、ということもありますよね。
私は「OLに憧れて」というわけではありませんが、事務仕事メインで働いていたことがあります。
服装もOLっぽく、最初はとても新鮮でしたが、毎日黙々とパソコンに向かって仕事をすることがとても苦痛に感じました。
その時初めて、「あぁ、私はこうやってパソコンに向かう仕事じゃなくて、人と接する仕事がしたいんだ」と思いました。
やってみて気付くことって、多いですよね。それが「なんか違う」と感じたとしても、そこに「やりたいこと」が見えてきます。
そんなわけで、「OLみたいに好きな服を着て、ヒールを履いて、人と接する仕事」というやりたいことを盛り込んだ結果、今に至ります。
前置きが長くなってしまいましたが、数ある仕事の中で、私が仕事とする「コミュニケーション」について、感じていることを伝えたいと思います。
「伝えるコミュニケーション」として、クライアントとなんでも伝える関係をつくること、必要が生じたらいつでも気持ちよく話し合えることがとても大切で、
これができる、できないではコーチングの質が大きく変わります。
自分の想いを100伝えること、相手の想いも100聴くこと、そして共有ゾーンを見つけること。
「本音でポジティブ」であることを学びました。
よ いコミュニケーションの特徴として、
①尊敬
能力、技術、役割、立場の違いに関係なく、相手を大事に思える、条件によって人を区別し、大事にしたりしなかったりしない
②信頼
無条件にその人がどんなことをしようとも相手を信じられる。ある条件(自分の望んでいること)を満たしたときだけ、信じられる。
③協力
相手と力を合わせて、全体の利益を上げる相手を俯瞰する。
④共感
自分の損得に関係なく、自分の立場に立てる自分が好かれるためにする。
⑤目標の一致
何のためのコミュニケーションか?
コーチングの深みを持つために大切なのは、「相手と一緒に共有ゾーンを見つけること」です。
◎信頼関係に基づいて、「協力したい」という意図を伝える
◎自分目線・私メッセージで、「行動・出来事」「見方・考え方」をテーブルの上に出す
◎相手に「行動・出来事」「見方・考え方」をテーブルの上に出してもらう。その際、相手目線・相手の立場に立つ
◎相手の「感情・価値観」を聴く
◎相手の「より深い価値観」を掘り下げる
◎自分の「感情・価値観」を伝える
◎自分の「より深い価値観」を掘り下げる
◎「共有ゾーン」を見つける
という手順になります。
自分ひとりでは気付くことができないことを、コーチと一緒に出していくことで、より深い感情に気付くことができます。
冒頭で、「なりたい職業」について触れましたが、
あなたは、どんな仕事がしたいですか?
私も看護師という肩書は捨てずに、コミュニケーションの仕事がしたくて、看護師コーチになりました。
看護師だから、選択肢が少ないのは、思い込みにすぎません。
あなたの理想な働き方を、一緒に考えませんか?
体験セッションで、是非あなたの価値観を聴かせてくださいね(^^)/