コーチングで活かすフィジカルアセスメント。

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最近、コーチングをしていると、ついつい職業病のように染み付いているのが、

「アセスメント」

です。

当たり前にこの言葉を使いすぎて、深く意味はなど考えたことはなかったけど、

アセスメントの意味は、

アセスメントは、「課税」「査定」「税額」といった意味の英語【assessment】から来ているカタカナ用語です。日本では主に、客観的に「評価する」「査定する」という意味で使われるそうです。

近年、ビジネス用語として、〝環境アセスメント〟や〝人材アセスメント〟などと使われることがあります。

看護以外においても、しっかり情報収集をして、クライアント一人ひとりに合わせたサービスを提供することは大切ですよね。

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Photo by Sora Shimazaki on Pexels.com

看護師のアセスメントと言えば、看護学校の授業の中に、〝フィジカルアセスメント〟という授業がありました。

ブログの中でも書いたことがありますが、

フィジカルアセスメントとは、問診とフィジカルイグザミネーション(視診、触診、聴診、打診)を用いて、身体的健康上の問題を明らかにするために、全身の状態を系統的に査定することです。

「フィジカル=身体的な」「アセスメント=情報」を、意図的に収集して、判断して、共有する思考過程を意味します。

授業の中では、ステートを使って、自分の心音を聴いた後に、異常な心音のCDを聴いたり、

福笑いの鼻や目の位置の違和感について考えたり、

〝異常〟をいち早く、より適切に判断するためにとても重要なスキルのひとつであると学びました。

実際現場に出ると、その重要性を肌で感じながら、それが身体に染み付いているんですよね。

ただ、「コーチングの現場」で、それを活かせるかどうか、と言われると、

「評価、判断はしない」という原則に反してしまいます。

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Photo by burak kostak on Pexels.com

もし、クライアントが2週間前と比べて、ものすごく表情が暗かったとして、

心の中で、どうしたのかな?という興味関心は持ちつつも、

「何か嫌なことがあるに違いない」とか、

「元気にしてあげよう」なんてことは絶対にありません。

看護師コーチとして、表情が暗くても、

「何を話したいか」

「セッションを受けることで、どうなりたいのか」

すべてクライアントさんに委ねます。

フィジカルアセスメントのスキルを活かすのは、

「その話しの中で、気になる言動をキャッチすれば、そのままクライアントに伝える」

ことをするときです。

話した言葉、表情、のような客観的、主観的データではなく、

「自分の呼吸に集中しながら話を聴いていて、感じること」

を伝えます。

この、〝感じる力〟はまさにフィジカルアセスメントから培った能力だと思います。

これを言葉で説明することが難しいのがもどかしい!

もっともっと看護師コーチングを広めたい!

という気持ちでいっぱいです。

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Photo by Designecologist on Pexels.com

看護師であり、誰とも同じ経験をしていない私だからこそ伝えることがあります。

自分の価値観を引き出すのは、自分自身。

経験も知識も情熱も、生きてきたすべてのことが「強み」に感じられたら、恐れずにチャレンジすることができます。

「どうせ私なんか・・・」を辞めませんか?

コーチングでは、自分でもまだ気づいていない、あなただけの「価値」や「強み」を引き出します。

新しく備えるのではありません。

もうすでに持っているので、それに気づくというだけです。

心の持ち方、意識の仕方で、人生は好転します。

それを是非体験していただきたいです。

お気軽に体験セッションのお申込みお待ちしております(^^)/

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