石橋を叩いて渡る?それとも・・・?

皆さんは、「石橋を叩いて渡るタイプ」ですか?
それとも「叩かずに行くタイプ」ですか?
何かにチャレンジしようと思ったとき、慎重に準備してから進むのか、
それともとりあえずやってみるのか。
起業家の先輩には、大抵後者を勧められます。
トライアンドエラーという言葉があるように
人生という長い舞台では、誰しも挑戦と失敗を繰り返しながら多くの事を学びますが、
何度も過ちを繰り返しながら、ものごとを学んでいくことを指す言葉です。
「トライアンドエラー」は、新しい試みに対して恐れをなさず「これがダメならこれはどうか?」と異なる手段に挑戦することで、最終的に成功を収めたり、解決に辿り着く一連の行動様式を意味しています。
心理学の分野でも証明されている「学習様式」の一つで、同じ失敗を繰り返さないように「失敗の原因」を分析し、
次のステップへと改善していくことは、ものごとを学ぶための効果的なスタイルとも言われています。
世界的に有名な科学者や、オリンピック選手でも、何度も何度も失敗を繰り返して、
それを乗り越えて、どこがダメなのか改善を繰り返しながら、成功へと導いていきます。
心理学の分野でも証明されているように、あらゆる場面における「基礎的な学習ベース」となっていて、
これを理解するかしないかによって、1年後、3年後に大きな差を生むことになります。
システム開発や研究開発では、テストに必要な機器やプログラム、数値を測定する機器などを使って、
何度も目標とする結果が出るまでテストを繰り返し行うのが通常です。
看護の場面においても、今までやったことのない処置や、検査につく場面があります。
そんな時、「できません」と言って、やることを拒むと、そこから先には進めません。
私は、「回診の補助」がすごく苦手でした。
外科病棟だったので、毎日回診当番が決まっていて、包交車を持って医師の回診の介助をします。
良いタイミングで攝子を渡したり、ガーゼを清潔のまま渡したり、
医師の手のサイズを覚えて手袋を渡したり・・・・。
「清潔と不潔」がうまくできなくて、清潔な領域を不潔にしてしまって怒られるなんてこともしょっちゅうでした。
でも、最初は先輩についてもらい、何度も何度も回診につき、どんどんスムーズにできるようになって、いつの間にか、回診介助が好きになっていました。
昨日より今日、今日より明日と、ほんの少しずつですが、実践することで確実に成長しています。
どうしても、好きなことにフォーカスしてしまいがちな私を許してください。
スターウォーズが好きで、たびたびブログにも登場するのですが、
今日は、スターウォーズの中の、ヨーダのセリフを紹介します。
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Do or do not.There is no try.
「やるか、やらぬかだ。『やってみる』などいらん」
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マスター・ヨーダがジェダイの修行をつける前に、ルーク・スカイウォーカーに言ったひと言です。
フォースの力でXウィングを持ち上げてみろと言われ「やってみる」と返事をした時に、
ヨーダは「それではいけない」と言います。
「やってみる」という言葉の裏にあるのは「できない」という先入観や弱腰な気持ち。
「ためしにやってみる」ではなく「やる!」という気概こそが、物事を切り開くという含蓄のあるひと言です。
人生はいつも本番、リハーサルはありません。
上手くいくことも失敗することもありますが、人生いつでも本番という気概で臨むことが大事ということなのでしょう。
何か挑戦するとき、一人ではどうしても不安ですよね。
目的地へと導く馬車が、「コーチング」の名前の由来です。
あなたがチャレンジしたいこと、やってみたいけど勇気が出ないことはなんですか?
体験セッションで聴かせてくださいね(^^)/