人間関係で悩まない?!「好きな時間」の増やし方。

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「すべての悩みは対人関係の悩みである」

これは嫌われる勇気に書かれているアドラーの言葉です。

これは、人間の本質において、一人では生きられないという「宇宙のなかにただひとりで生きることができれば」という前提が成立しえない、という意味です。

すごく極論で、読み進めればもっともっと深いんですが、「対人関係」については、看護師の私たちからすれば避けては通れない部分ですよね。

必ず人と接する必要があるので、その分悩みが増えるのも、仕方ないと言えるでしょう。

大きい病院でも小さい病院でも、あるいは病院以外でも、必ずと言っていいほど、「苦手だな」と思う人がいるのではないでしょうか。

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「勤務表」をもらって一番に確認することは、「誰と夜勤か」ということだったり、「うわー、この日最悪・・・」なんて思っていました。

特に怖い先輩じゃなくても、なんとなく苦手、なんて人はいますよね。

もちろん、育った環境も経験してきたことも違うわけですから、価値観が違っていて当たり前なんですが、そこをどうしても受け入れられず、そんな自分が嫌になったりもします。

気の合う人との夜勤はあっという間なのに、苦手な人との夜勤はなぜこんなに長いの・・・と不思議に感じることもありました。

そんなときに、「対人関係を良好に」ということをテーマに書かれた本などを読み漁り、「どんな苦手な相手でも、相手の良いところを探して、そこにフォーカスしましょう」という人がいます。

そこにいささか疑問も持ちつつ、「そうするべきなんだ」と思い、良いところを見つけようとしていました。

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私が以前働いていた個人病院は、アットホームな雰囲気だけどどうしても「看護部長」が苦手でした。

悪い人ではなかったけれど、「看護観」に関する部分が180度違っていたのです。

私は転職だったので、すでにほかの病院で5年ほどの経験があったので、その病院のやり方に大きなカルチャーショックを受けました。

それでも、そこのルールに従うしかなく、言われる通りにやっていたのですが、どーーーーーーーしても譲れないことがあり、そこを訴え続けても、煙たがられるだけで、折り合いがつかなかったのです。

そんなとき、私が尊敬する永松茂久さんの著書に、

「人生は嫌いな人に時間を使うほど長くはない」

と書かれていたんです。

その言葉が自分の中にスッと腹落ちして、解放された気持ちになりました。

ただでされ、子育てや家事も両立しながら忙しく働いているのに、無理をしてまで苦手な人に意識を向けることに時間を使う必要はないんだと思いました。

結局私は、働いている病院に不満を漏らしつつ、5年間務めたのち、退職を決意したのです。

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そこでの時間はもちろん無駄ではなかったし、とても感謝していますが、それからは、できるだけ「好きな人」と過ごす時間を作るようにこころがけました。

愚痴を言い合っていた人よりは、コーチングを通して夢を語り合うことが好きで、一緒に夢を追いかける仲間に恵まれました。

看護系にとどまらず、いろんな業界で活躍しているママの存在は、私にとってまさに「人生を変えた」と言えるでしょう。

新しい職場でも、とても人間関係に恵まれ、「病院ではない働き方」を見つけました。

そのことで、私も毎日が楽しく感じられるし、私がご機嫌であることは、家庭の中でも良いことしかありません。

「世間体やしがらみなどを一切外して、本当に大切な人は誰なのか、自分が誰といると一番自分らしくいられるかを考えてみよう。」

この言葉をしっかり心に刻んで、有限である時間を大切にしたいと思います。

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いかがでしょう?

皆さんの周りにも苦手な人がいるだろうし、上手に付き合うことも必要です。

無理に避けたり、急に突然縁を切るわけではなく、できるだけ好きな人と過ごす時間、好きな事を行う時間をめいっぱいつくろう!ということです。

皆さんも是非好きなことに時間を作ってくださいね(^^)

その出会いの中で、コーチングに触れる機会を作っていただけるととても嬉しいです!

是非まずは体験セッションを受けてみてくださいね♪

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