笑う門には福来る?

「となりで笑っていてくれるだけでいいから」
これは、十数年前に夫が結婚する前に言ったセリフです(笑)
まぁ、言うまでもなく、「笑っているだけ」というわけではありませんでしたが。
それはさて置き、
今日は、私が今まで大切にしてきた、「笑顔」について書いていきたいと思います。
私はもともといつもニコニコしているような子どもでした。
目が小さくて、笑うに漫画のように目がなくなります。
物心つく頃、自分は「美人ではない」と言うことを悟って、顔が整っていないのならば、
〝愛嬌で勝負しよう!〟
と思ったんです。
いつもニコニコしていると、周りから「可愛いね」と言ってもらうこともあったし、
ニコニコしていることを褒められることも多くありました。
笑い上戸だし、面白いことが大好きで、「笑顔でいる時間」は振り返ってもすごく多いと思います。
学生時代は本当にくだらないことでゲラゲラ笑いながら過ごした記憶があります。
それが、看護師として就職し、社会人になったら一変、、、。
もちろん、病院という場所で、緊迫した状況だし、ニコニコしているだけでは乗り切れない壁が山ほどあったんです。
私のトレードマークである「笑顔」が少しずつ減っていきました。
そんな時、仕事中に行ったトイレの鏡に映る自分を見てびっくり。
まさに死んだ魚のような目をしていたんですよ。
「なんだこの顔は?!こんな顔で患者さんの前に立っていたの?!」
と。
もちろん、患者さんの前では笑顔でいたかもしれないけど、心からの笑顔とは程遠かったんです。
そこで、私の中で、
「辛い時こそ笑顔でいよう」
と心に決めました。
それから、呪文のように、「辛い時こそ笑顔」「辛い時こそ笑顔….」と頭に繰り返し、笑顔を意識しているうちに、少しずつ「自分らしさ」を取り戻していきました。
別に、辛い時に無理に笑顔になろう、と言っているのではありません。
ただ「笑顔」がもたらす影響は思うより大きく、自分にとっても周りにとってもプラスになるなら、笑顔でいる時間を増やしませんか?
という提案です。
私は「笑顔」でいることで、たくさん良いことがありました。
「笑顔」って、相手にもその楽しさを共感して欲しいという人間の心理から来るものとも言われています。
表情は人間の持つ無限の機能の1つであり、表情が相手の第一印象として認識されます。
ミラーニューロンってご存知ですか?
他の人の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように、鏡のような反応をする神経細胞のことです。
笑顔が笑顔を呼ぶ原点はこの神経細胞からきているそうです。
笑顔は私たち人間にだけ与えられた特別な物で、これは人間として生きていくためのコミュニケーションの方法なんですね。
私のセッションでは、もちろん暗い話の時にニコニコするわけではありませんが、基本的にニコニコして聴いています。
よく、クライアントさんから、感想で、「笑顔で話しを聞いてくれたから、嬉しかったし、話しやすかった」といっていただきます。
私が笑顔で話しを聴くことは、今ではほとんど無意識です。
笑顔でいることを意識した結果、それが習慣として染み付いています。
笑顔でいることは、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されることにより感情的な情報をコントロールし安らぎや安心を感じるため心が安定する。
笑顔で聴くことは、クライアントにとって安心感を与えていたのかもしれませんね。
きっと、私が笑顔を大切にしていなくて、あまり笑わない人なら、今の夫は好きになってくれなかった、かも?
笑顔でいることで、自分も相手も幸せになるとしたら、「笑顔」の力ってすごいですよね。
1度や2度の笑顔では、相手に笑顔でいるという印象は与えられません。
「あの人はいつも笑顔だね」「あの人の笑顔って素敵だよね」って言われるために、常に笑顔でいることを心がけてみてはどうでしょうか(^^)
そして、是非、体験セッションで、私の「笑顔」を受け取ってくださいね!