脱・白衣看護師の働き方改革!

light workplace with laptop in office

私が白衣を着なくなって、もうすぐ2年が経とうとしています。

私が病院をやめたのは、病院が嫌になったわけではなく、

別のことに興味を持ったからです。

と言うのも、以前働いていた病院は、一般病棟と療養病棟に分かれた全100床ほどの病院でした。

個人病院で、手術室やMRI等の設備もなく、

介護施設と連携して、肺炎や脳梗塞で入院され、また施設に戻ると言う、高齢者の方がほとんどで,

中には、自宅からの方もいたけど、9割以上は高齢者でした。

看護師もギリギリの人数で、もちろん、ソーシャルワーカーもおらず、

退院指導や退院調整もなかなかスムーズにいかず、ジレンマがありました。

そんなとき、独居の高齢者で、糖尿病悪化による指導目的で入院になった患者さんがいて、

年相応の物忘れはあるものの、認知症症状はなく、指導もスムーズにいっているように思えましたが、

食前薬と食後薬、インスリンを1日4回、

それを忘れずに1人で管理できるのか、という不安と、

退院後の生活が気になって、在宅看護や、介護に興味を持ち始めました。

その後、立て続けに老老介護や独居の患者さんを目の当たりにして、病院を退職する決意をしました。

Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

とはいえ、すぐに病院を退職するにも、なかなか一歩が踏み出せなかったんですよね。

ギリギリの人数で勤務を回していることも知っていたし、

私が辞めることで、みんなに迷惑をかけてしまうという思いが強かったです。

他にも、病棟での経験しかない私が、他で務まるのかどうかとか、

また一から覚えられるのかどうかとか、

給料が下がることで家族に迷惑をかけてしまうんじゃないかとか、

色んな「辞められない理由」が浮かんできたんです。

もし、新しいことをして、うまくいかなかったら?

本当にやりたいことじゃなかったら?

そんなことを考え始めると、グルグルと回って、結局なかなか辞めるまでには至りませんでした。

そのとき、コーチングとの出会いをきっかけに、少しずつ心境の変化がありました。

そこで私の感情が大きく揺さぶられた、コーチにかけられた言葉は、

「本当はどうしたいの?」

という言葉です。

あれもこれも心配だし、どうせ辞められないし、、、

と、誰かや何かのせいにして、なかなか進めなかった私が、

「本当はどうしたいの?」

と聞かれたとき、

「本当は、在宅で過ごす高齢者の役に立てるような仕事がしたい。

それから、必要なところに、自由に飛び回っていけるような働き方がしたい!」

という答えに辿りつきました。

Photo by Athena on Pexels.com

あれから3年、

病院を辞めて、介護関係の仕事に就いて、やりたいことを叶えながら、もっとたくさんの看護師さんにもやりたいことを叶えてもらいたい!という思いで、

オンラインではありますが、必要なところには全国、いや、海外からも連絡をいただいて、

全世界の人たちとセッションすることが可能になりました!

そんなわけで、私は今も白衣は着ていません。

ただ、これから白衣を着ることも選択できるし、

このまま着ないことも選択できます。

何がいいとか、悪いとかではなくて、

「何がしたくて、何がしたくないか」

その自分の中の価値観を大切にしたいんです。

今の組織の中で、人間関係を良くしていきたいのか、

スキルアップしたいのか、

新しいことにチャレンジしたいのか、

それとも、全く看護師とは関係ないことをしたいのか、

看護師の数だけ、選択肢があって、可能性は無限大です。

私と一緒に、やりたいこと、なりたい未来を叶えていきましょう(^^)/

体験セッションは24時間受付中です。

公式LINEからもお申込みいただけます。

お気軽にお問合せください♪

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