2月14日、あの日の自分と対話する。

black chair beside green palm plant

今日、2月14日は、これを語らずにはいられません。

そう、今日は何の日かと言うと・・・・バレンタイン・・・ではなく、

「看護師国家試験の日」です。

私が国家試験を受けたのは、もう13年前のことです。

千葉県の学校に通っていましたが、千葉に試験会場がないので、

新宿駅前のビジネスホテルにみんなで泊まりました。

私は、学生寮に入っていたので、毎日友達と勉強していたものの、自信は全然ありませんでした。

学生寮は大浴場で、みんなで湯船に浸かりながら、問題を出し合ったりしていると、

「なにそれ?!知らない!!」

と、めちゃくちゃ焦ったことを今でも覚えています。

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ギリギリにならないとエンジンのかからない私は、実習が終わった12月からいよいよヤバいと、勉強を始め、

先生にかなり心配されつつ、

「あなた、このままでは受からないわよ」って言われ、やっとお尻を叩かれながら、なんとか勉強していました。

人生であんなに勉強したのは、後にも先にもあの時だけでしょうね。

それでも、全然間に合わなくて、全然自信がなくて、

もう何もかも投げ出しないと思う毎日でした。

だけど、後にも戻れず、泣く泣く試験当日を迎えることになります。

まだ、周りに仲間がいたから、平静を保てていたものの、内心もう心が押しつぶされそうでした。

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試験会場では、毎年、

〝みんなで学校のお揃いのジャージを着る〟

という謎の伝統があって、

私たちも学校指定のジャージをみんなで着て、望みました。

同じ学校だと、受験番号が連番なので、みんな同じジャージで、なんだか安心感があるなぁ〜と思っていたけど、

あろうことか、1番前の席で、周りが全然見えず(ーー;)

試験の内容こそあまり覚えていないけど、分からない問題もあって、

周りのカリカリカリカリっていう鉛筆の音に、焦って手にはびっしょり汗をかいていました。

行くまでの記憶はわりとよく覚えているんですが、

そこからどうやって帰ったのかは、全く覚えていません。

そのあと、実家に帰ったのか?友達とどこか行ったのか?

記憶がすっぽり抜けています。

もう、落ちたかもしれないという絶望感で、合格発表までの1ヶ月も、どのように過ごしたか、全然覚えていません。

それだけ、抜け殻のようになっていたんだと思います。

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合格発表の時のことは、以前ブログにも書いたように、

落ちたと思って、渋谷で買い物をしていたら、友達からの電話で、電車の中で合格したことを知るという、

なんとも間抜けな私です。

そんな私も、あの日から13年経ち、よくここまでたどり着けたものです。

あの日、その時のことをブログに書くなんて、夢にも思っていませんでした。

今でも、仕事が嫌だったり、何もかも投げ出してしまいたかったり、イライラして子どもや夫に八つ当たりしてしまったり、

どうしようもない私ですが、

今、私がこうして看護師と名乗れるのは、あの日の私が、必死で勉強し、試験を受け、合格してくれたおかげです。

もし、今の自分が、仕事を辞めたいくらい辛くて、しんどいのなら、一度、過去の自分の声を聴いてみませんか?

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ポジションチェンジのやり方で、

椅子が二つあれば、椅子を用意して、

無ければ、ぬいぐるみやクッションでも、二つあればそれを手元に持ってきて、

一つを13年前の自分に見立てます。

その椅子に座ってみてください。

今の私を見て、なんと言うでしょうか?

私が、13年前の自分の椅子に座ると、

「頑張って試験合格したよ。

私は、患者さんのために、心の支えになるような素敵な看護師になりたいんだよ。

大変なこともたくさんあると思うけど、それを乗り越えられるように一生懸命頑張るよ!」

って、言ってました。

そうか、

私は患者さんのために、誰かの役に立ちたくて看護師になったのか。

今の私は、過去の自分に胸を張って、「大丈夫だよ!」って言えるだろうか…。

悩むこと、不安なこと、嫌なことはたくさんあります。

決して順風満帆とは言えない看護師人生ですが、

過去に、看護師になることを選び、試験に受かり、ここまでたくさんの選択肢から今を選んでくれた自分に、感謝しています。

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過去は変えられません。

変えられるのは、〝今と未来〟です。

3年後、5年後、10年後の私は、どうなっているでしょうか?

あなたは、どうなっていたいですか?

楽しむことも、悩むことも、全て自分が選んだことです。

どんな人生も、自由に手に入るなら、あなたは今、何も選びますか?

今日、今の瞬間が、一番若い自分です。

限られた時間の中で、今の選択が、未来に自分にとって明るいものであることが理想ですよね。

一緒に明るい未来のために、今、幸せな選択をしませんか?

あなたが思うよりも、人生はもっと自由なんです。

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