「結果が全て」の考えは、正しいのか?

皆さんは見ましたか?
テニスの全豪オープン!
コロナ禍で練習も満足にできない中、大坂なおみ選手の活躍は素晴らしかったですね!
私も中学生の頃はテニス部でした。
ソフトテニス部しかなかったので、そこに入部し、キャプテンを務めていましたが、
進学したい高校は、硬式テニス部しかなく、
中学2年生の頃から、硬式テニスのスクールに毎週通っていました。
別に上の大会を目指していたわけではないので、週一回のんびりやっていた感じでしたが、
高校に入学して、テニス部に入部してからというもの、
強豪校だったため、放課後はもちろん、土日も夏休みも全て部活に染まりました。
兵庫県には伊達公子さんの出身校や、全国的にも有名な私立高校がたくさんあります。
その中で、公立高校で県内1位を目指して、先輩たちが歴史を作ってきていたんです。
そこで私が学んだのは、
「勝つか、負けるかで全てが決まる。
負けたら終わり。」
ということ。
もちろん、負けても次の試合に活かすことはできますが、
テニスの試合に関しては、「勝つか、負けるか」つまり「結果がすべて」の世界で生きてきました。
コーチはすごく厳しくて、負けると怒られるし、
水こそ飲める時代だっだけど、今では考えられないような指導でした。
コーチは、
「一生懸命練習してるのはみんな同じ。
そこで勝てるか、勝てへんか、それだけや。
結果が全てなんや。」
と言っていたのを、今でも覚えています。
そんな経験をしてから、
「結果がすべて」
ということが自然と普通になっていました。
もちろん、看護の世界でも、「失敗は許されない」ということは当たり前だし、
国家試験に落ちると、看護師にはなれません。
「負けること」「失敗すること」はダメなことだと認識してたんです。
そんなときに、コーチングを知って、そこでこう教わるんです。
「どんな自分にも○をつけましょう」って。
それに最初はものすごい違和感があって、
「私はテニスでも、看護師でも、失敗は許せない世界で生きていました。
失敗は許されないし、結果が全てだと思います。」
って、偉そうにえらく食い下がって、反発してました(^_^;)
もちろん、コーチとしては、
「クライアントのことは否定しない、
クライアントの可能性を信じる、
クライアントの全てを認める」
ということは納得できるし、すごく共感するところでしたが、
どうしても自分のことになると、納得いかなくて。
でも、自分で納得いかないことを、相手にやろうとすると、必ず「違和感」が生じます。
自分がそういう思いだと、必ず相手にも伝わります。
それがずーっとモヤモヤしたまま過ごしていた、ある日。
自分と向き合う中で、気付いたんです。
それは、
「スポーツと、看護と、コーチングは同じものではない。」
と、切り離して考えることです。
すーーーーーっとモヤモヤが晴れた感覚がありました。
何が正解か不正解かということにこだわっていたものを、手放せたんですよ。
この〝手放す〟ということは、何かを得るために、とても大切なことです。
「〜するべき」
「〜でなくてはいけない」
という、〜ねばならないという考えが、自分自身を苦しめているんです。
「結果が全てがどうか」は、それぞれが決めればいいし、
それが正解でも不正解でもないんです。
オリンピックを目指すのはアスリートが、「結果が全て」と思うことは自然だし、
ダイエットトレーナーが「結果にコミットする」と明言することも、当たり前のことです。
大切なのは、自分がどう考えたら、幸せか。
幸せになれる方を、自分で選択すればいいんです。
私は、〝結果が全て〟というこだわりを手放して、
それぞれどんな結果を選択でき、自由でいられることが自分の幸せだと感じました。
母親だから、子育てしなければならない、
父親だから、働かなければならない、
看護師だから、病院で働かなければならない、
という、こだわりがあるのだとすれば、
一旦、手放してみませんか?
手放した結果、やっぱり必要なら、その考えに戻ればいいし、
再選択はいつでもできます。
人生は、思っているより自由なんです。
あなたが思っている〝常識〟を疑ってみてください(^^)
「幸せ軸」で物事を考えられるようになると、きっと価値観が変わりますよ!
体験セッションで、あなたの本音をこっそり聴かせてくださいね♪