子どもの頃の「自信」はどこに?

私がコーチングと出会って、1番自分を変えたのは、
「根拠のない自信」
が生まれたことです。
子どもの頃は、何でもできそうな気がして、
飛んだことない跳び箱に向かって走って行ったり、
部活で日が暮れるまでボールを追いかけたり、
とんでもない夢を語ったりしていました。
だけど、それを誰にもバカにはせず、
「私は何でもできるんだ」という自信に満ち溢れていました。
私の両親も、褒めて褒めて褒めまくる教育を受けていたので、
もう、それはそれは自信満々の子どもだったんですよ。
実際、かけっこをしては一位になり、
マラソン大会でも常に3位以内で、
音楽会ではピアノ伴奏をし、
中学生では生徒会役員をしていました。
そんな、自信満々の私が、
心折れたのは、高校に入学してからでした。
2つ上の姉が通う高校に通いたくて、少し背伸びをして合格した高校では、
当たり前ですが、私より成績の良い人ばかり。
しかも、3歳の頃から続けていたピアノをやりたくて、選択科目で音楽を希望したのに、
なぜか美術のクラスになり、心が折れました。
ピアノに関しても、長くやっていたからと言って、天才ではなく、
上手な人が山ほどいて、自分の実力を知ります。
中学生の頃は、「薬剤師になりたい」と言っていた時期もありましたが、
薬剤師になるために通う大学の偏差値を知り、今の自分の能力では無理だと知ります。
中学生でキャプテンだったテニス部も、
当然もっと上手い子がたくさんいて、
2年生になる頃には、1年生に抜かされて2軍落ちを経験しました。
そして、学力テストや、試合などで、
「あなたの実力はこの程度のものです」
と、客観的に突きつけられるし、
先生からも、
「こんな成績だと無理だよ」
と、あっさり切り捨てられました。
そのとき、ふと、
「あぁ、世の中は思った通りにはいかないんだ」と、
悟ったんです。
心の中で、何かがガラガラと音を立てて崩れていくのを感じました。
それから、つい周りと比べてしまう癖がついて、
私より上の人を見ては凹むという日々が始まるんです。
高校生の頃は、やっとみんなが携帯電話を持ち始めるという時代だったので、
SNSはそれほど普及しておらず、それほど影響はありませんでしたが、
二十歳を過ぎて、スマホを持つようになってからは、
FacebookやInstagramにハマり、
18歳で上京した私にとっては、地元の友達とも繋がれるツールとして活用していました。
結婚、出産などで投稿していたけど、
子育てしながら働くことも大変で、家族との関係がうまくいっていなかったりすると、
周りを羨ましく思ってしまいます。
それだけならいいのですが、
幸せそうな友人を、素直に祝福できなくなってしまったんです。
そんな自分が嫌いで、自己嫌悪に陥る、ということを繰り返していました。
もう、それがストレスで、SNSをすべて辞めました。
とにかく、お金を稼ぐために働かなきゃいけないし、
私は看護師の免許しかない、
という理由だけで仕事をしていたんですよね。
子どもも2人育てながら、
ママって、こうやって子どものために働いて、
やりたいことなんてできなくて当たり前、と思っていました。
そんなとき、
コーチングに出会ったんです。
コーチングに出会って、アドラー心理学や、脳科学の引き寄せ習慣、7つの習慣などを学び、
「ありのままの自分を受け入れる」ということと、
「自分を信じる」
ということを身につけたんです。
そして、何よりマイコーチが、誰よりも私の可能性を信じてくれました。
「みどりちゃんなら大丈夫だよ」
って、成功したときも、失敗したときも、いつだって寄り添ってくれる存在でした。
このときの、
「大丈夫」の言葉に、何度救われたことか。
これは、実は根拠はありません。
コーチとして、「クライアントを信じる」ということが大原則なんですが、
これは、自分自身がクライアントとして経験したからこそ、
コーチになってからもクライアントを信じられるということです。
私が伝えたいことは、
例外なく、誰でも、いつからでも変われる、ということです。
「どうせ自分なんて」とか、
「大人になって夢なんて・・・」
と思っている人ほど、コーチングを受けてほしいです!
体験セッションは無料です。
是非お気軽にお問合せください(^^)