過去にとらわれず、今を生きる!

たびたびブログ内でも「アドラー心理学」を取り上げてきましたが、
やっぱり改めて読み直すと、「いいこと書いてるなぁ~」と読めば読むほど、役に立つことがたくさん書いてあります。
中でも、「対人関係」については、私が上司との関係に悩んでいるとき、とても役立ちました。
苦手な人って、誰でもいると思いますし、その経験がトラウマになることがあります。
「嫌われる勇気」の解説にも、こう書いています。
アドラー心理学の特徴は、「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした上で、フロイト的な原因論を根底から覆す「目的論」の立場をとるところにある。
たとえば、「子どものころに虐待を受けたから、社会でうまくやっていけない」と考えるのがフロイト的な原因論であるのに対し、アドラー的な目的論では「社会に出て他者と関係を築きたくないから、子どものころに虐待を受けた記憶を持ち出す」と考える。
つまりアドラーによれば、人は過去の「原因」によって突き動かされるのではなく、いまの「目的」に沿って生きている。
こうしてトラウマを否定するアドラーは、人生(生き方)とはいつでも選択可能なものであり、過去にどんなつらいことがあったとしても、これからどう生きるかには関係がない、と唱えた。
人は変われないのではなく、ただ「変わらない」という決心を下しているに過ぎない。
いま幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもないし、お金でもないし、恵まれた環境でもない。
変わること(幸せになること)に伴う「勇気」が足りないのだ。それがアドラーの主張だった。
とあります。
「これからをどう生きるか」という言葉に、とても勇気を与えられました。
私は、新人時代、とても辛い思いをしました。
相談する人もおらず、仕事もうまくいかず、
「社会とは、なんて厳しく、なんて冷たい世界なんだ」と、
絶望感でいっぱいになっとことがずっと忘れられずにいました。
そんな経験をしたまま、どんな新しい職場に行っても、
「どうせ誰も助けてくれない。自分のことは自分で解決する」
という思いでいました。
その結果、誰も信じられなくなり、どんどん仕事も楽しくなくなったんです。
それが、アドラー心理学を学んでから、対人関係の悩みがほとんどなくなりました!
仕事の内容以外で、人間関係が良好だと、不思議と仕事も楽しくなります。
実際、コーチングとアドラー心理学を学び、やりたいことを見つけ、
コーチをはじめ、いろんな人に頼りながら、ご縁をいただきながら、
世界の優しさを実感することで、仕事も楽しくなりました!
これ、「そんなこと信じない」という人もいます。
それは、それで全然問題ないんです。
人によって、音楽を聴いて元気になる人、本を読んだら元気になる人、誰かに話すと元気になる人、、
それぞれです。
その「元気になる方法」を自分で知っていることが大切です。
もし、それがないっていう人は、ぜひ「嫌われる勇気」を読んでみてください(^^)
そして、是非体験セッションも受けてみてくださいね!
お気軽にお待ちしています!