初めての夜勤体験談・・・

何もしたくない、そんなときはありませんか?
私は、めちゃくちゃあります(^^;
今までの経験で、一番「何もしたくない症候群」に陥ったことを思い出しました・・・。
新人看護師時代、初めての夜勤を経験したときでした。
大体、秋頃には夜勤デビューしますよね。
日勤業務も少しずつ慣れてきて、少しずつ自信がついた頃、
「看護師の仕事もなかなか楽しいかも」って思ったときに、さらなる試練がやってきます。
プリセプターと一緒にやるんですが、昼間と違って、チーム全員を受け持つことになるんですよね。
当時は外科病棟だったので、術後の観察を全員分見なければいけないという状況・・・。
当たり前なんですけどね、術後って、何分おきにバイタル測ったり、疼痛コントロールしたり、
めちゃくちゃ忙しいですよね。
慣れないことばかりで、出血量が多かったり、尿量が少なくなったりすると、ドクターに報告して指示をもらったりしなきゃいけないのに、
その判断基準すら分からないという・・・。
しかも、患者さんはオペ患だけじゃないので、点滴交換や配役、ナースコール対応・・・。
分けわからなくなりました(;・∀・)
さらにさらにね、
朝の重大業務・・・・・それは・・・・
「採血」です・・・。。。
これ、私めちゃくちゃ苦手で。
一緒に夜勤したいた先輩看護師に、「私、採血苦手なんです」というと、
「私、採血で苦労したことないから、分からなしわ」
と、バッサリ・・・・( ゚Д゚)
分かります?採血、血管めっちゃ見えてる人に限って、失敗したり、
「この血管は誰も失敗しないよ」とか無駄にプレッシャーかけてくる患者さんとか。
苦手な人にした分からないはず・・・。
そんな朝の採血の時間であたふたしていたら、あっという間に起床の時間になり、バイタル、配役、食事介助・・・とバタバタと時間が過ぎ。
そうこうしているうちに日勤者が来て。
ここまでは、普通の夜勤業務だけど、これに緊急入院や緊急オペが入ると・・・・・
もう、考えただけで疲れます。
その後の記録も苦痛で、結局帰ろうと思うと、昼食が運ばれてくるという・・・・。
この夜勤が終えたとき、
「私には、無理だ・・・・」と悟りました。
家に帰ってからは、何をしたか覚えていません。。
もう「何もしたくない症候群」に陥ったんです。
そんなときは、その通り、何もしません。
でも、悲しいことに、「何もしたくない」ときに、「本当に何もしない」と、
なかなか気持ちが回復しないんです。
このまま「何もしたくない」という気持ちでいたいという人は、そのままでOK。
だけど、少しでも気持ちを上向きにしたという人には、次のステップがおすすめです!
ステップ1
「何もしたくないと思っているんだな」と、まず自分の気持ちを聴いて、素直に受け止める。
これは、「何もしない自分」を否定しないということ。
どんな状況においても、「◎」をつけることが大切です。
「今自分が感じていること」をそのまま受けとめましょう。
ステップ2
自分を褒める!
こんなこと、できて当たり前、ということを褒めることがポイント。
「朝起きてえらい」とか「ご飯をちゃんと食べてえらい」とか。
ネガティブなことでも、「あるがままの自分」を褒めましょう。
ステップ3
「私ならできる!」と自分を味方につける
何もしたくなくて、落ち込んでいても、「私ならできるよ」って言ってあげましょう。
もし、その日、何もしなくても、「何かしようとした自分」を味方につけて、
「私なら大丈夫」と言ってみましょう。
ステップ4
普段と違う行動をしてみる!
ステップ3までいくと、少しずつ、「何かしてみようかな」と思ってくるはず。
そんなときは、普段と違うスーパーに買い物に行ってみたり、
普段は車で行くところに、歩いて行ってみたり。
そんな行動の中で、どんなことを感じて、何を思うのか、
アンテナを立てることが大切。
いかがでしょうか?
「何もしたくない」ときこそ、さらにジャンプするチャンスです!
その行動の一つに、コーチングを取り入れるのはいかがでしょうか?(^^)
みなさんの初めての夜勤エピソードもぜひ聞かせてくださいね!