「ソーヤ効果」から学ぶ、ワクワクの見つけ方!

皆さんは、「トムソーヤの冒険」を知っていますか?
アメリカの作家が書いた小説なんですけどね、主人公のトムが、やりたくないペンキ塗りをしていて、毎日退屈に過ごしているんです。
そんなトムが、他の人に頼もうと、考えたアイデアは、
「楽しそうにペンキ塗りをする」
ということでした。
ペンキ塗りをすることで、自分はとても有意義で、やりがいを感じ、幸せだと、友達に見せつけます。
すると、友達が、「やらせてほしい」とトムに頼むんです。
この方法で、何人もの友達が、ペンキ塗りをしたいと頼み込んできたんです。
これを、「ソーヤ効果」と言うそうです。
著者も、このことに対して、
「このエピソードで、モチベーションに関する主要原則を描き出している。つまり“仕事”とは“しなくてはいけない”からすることで、“遊び”とは“しなくてもいいのに”することである」
と述べています。
皆さんは、仕事に対してどんな想いがありますか?
もちろん、お金を稼ぐことは大切です。
この話のように、“看護師の仕事”に置き換えることは難しいかもしれません。
この、「ソーヤ効果」は、二面性があり、「遊びを仕事に変える」場合もあれば、「仕事を遊びに変える」場合もあります。
日々の生活の中に、看護師の仕事のなかに、ワクワクするような「小さな幸せ」を見つけ出すことが大切です。
「ワクワク」って言われても、なかなか仕事のイメージと結びつけるのは大変ですが、
「ワクワク」の語源は、水などが湧きだすように、という「湧く」から生まれた言葉であるという説もあります。
仕事をしている中で、「湧く」つまり「興味が湧く」ようなことなら、想い浮べやすいのでないでしょうか?
例えば、以前セッションしたクライアントさんは、
患者さんが亡くなったあとの「エンゼルケア」に興味があり、最期の姿を綺麗に整えることが、看護師として幸せを感じると話していました。
そのことから、「介護の現場にも美容を取り入れる」という活動を始めたそうです。
もともと、コスメを集めたり、細かい作業をすることが好きだったそうで、それを広めていきたいと話していました。
私は、高齢の患者さんの退院支援、退院指導に興味があり、その後の生活に介入したいと思い、病院を退職しました。
このように、普段何気なく行っている業務の中にも、
「これは、やっていて楽しいな」とか、
「患者さんや家族のためにできることが幸せだな」
と感じることがあると思います。
そんなアンテナを高く張って、意識するだけでも、その「ワクワク」が仕事になる可能性はおおいにあります。
そう考えると、「ワクワクを探そう」という思いで仕事ができて、仕事に対する価値観も少しずつ変わっていくと思いますよ。
「仕事にワクワクを感じない」と思っている人も、対話を繰り返し、キーワードからそのことを深堀するコミュニケーションで、どんどんチャンクダウンしていく、
あなたの本当に大切なものが見つかります!
「仕事が楽しい!」と思える看護師を増やすことが、私の目標です。
ぜひ、セッションを受けて、ワクワクを一緒に探しましょう(^^)
体験セッションは無料です!
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