「価値観」って何ですか?

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よく、友達や夫婦のケンカの原因として挙げられるものとして、

「価値観の違い」があります。

日常的にも、「価値観が違う」とか「価値観が変わった」とか、何気なく使いますよね。

そもそも、「価値観」とは何でしょうか?

コーチングでは、とても大切にしていて、価値観は「何を大切にして、何を避けられるかの基準」のことを言います。

私たちは、大切に感じるものには積極的に前向きになり、避けたいものにはできるだけ触れないようにします。

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これらによって、私たちの選択肢も変わります。

例えば、私は以前、「結果がすべて」という価値観を持っていました。

何かレースをしたとしても、結果を残せないと意味がないと思っていたんです。

多分、それは、勉強をどれだけ頑張っても、国家試験に合格しなければ看護師にはなれない。

どれだけ事前学習をしたって、処置に失敗してしまったら患者さんが亡くなる可能性がある。

というような、自分に置かれた追い込まれた状況から、そんな価値観があったんです。

もちろん、「結果がすべて」という価値観も悪いわけではありません。

しかし、例えばチームで何かにチャレンジするとき、「結果にこだわる」私に対して、「過程が最も重要」と考える人がいたら、

私はどのように結果が出せるかを考え行動し、「過程が重要」と考える人は「やり方」にこだわります。

価値観は、その人の無意識の行動を作っています。

価値観によって行動が決まり、その行動によって結果が変わるので、価値観によって結果がつくられている、ということもできます。

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ちなみに、上記に書いた、「結果がすべて」だと思っていた私の価値観ですが、コーチングを学んでから少し変わりました。

コーチングを学ぶ前は、「結果、良いことがないと意味がない」と思っていたので、言い換えれば「良いことが起こるか分からないことはやらない」という価値観のもと行動していました。

つまり、環境を変えることや、新しいことにチャレンジすることから逃げていたんです。

「仕事を変えて、今より良くならないと意味がない」

「チャレンジしても成功しなければ意味がない」

という価値観を持っていました。

そんな私は、自分の勤めている病院の文句を言いながら、働いていたんです。

それがコーチングと出会ってから、「こんな風になりたい」とか、「こんなこともやってみたい」が見えてきて、

「結果がすべて」から「結果も大切だけど、それがすべてではない」

という価値観に変化していきました。

コーチングで「価値観を変える」というのは、かなり難易度の高い専門的な技術が必要です。

もし、今ある価値観を変えたいと思っているなら、

まず、今の価値観を明確にして、目標達成のために役立つ価値観を見つけるために、

「自律、チャレンジ、成長、貢献、ユーモア、正確さ・・・・」

のようにいろんな表現の中から選択し、それを意識することがおすすめ。

「価値観が変わる」というよりは、「何を大切にすればいいのか」が分かることが大切です。

もし、今のままでは嫌だ!という人がいたら、是非体験セッションを受けてみてください!

「価値観の種類」を提示するので、その中から選んで、それについて話す、ということもできます。

是非お気軽にお問い合わせください(^^)/

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