コミュニケーションスタイルによる4つのタイプ分け!

当たり前なことですが、セッションしていて思うことは、
「一人として同じ人生を歩んだ人はいない」
ということです。たとえ、変わり映えにない毎日だとしても、昨日と全く同じ日なんてあり得ないし、同じ看護師であっても、日々感じることはその人によって違い、
100人いたら100通りの生き方があります。
もちろん、「一人ひとり」に合った関わりができるように、なるべく多くのコミュニケーションを取りその人を知り、100通りのコーチングが存在します。
とは言え、ある程度、「この人はこんな人」という「タイプ」を知ることで、相手の傾向を知ることができます。
そこで活躍するのが、「タイプ分け」という考え方です。
きっと、病院でも4つのタイプ分けで、プリセプターとの相性を見たり、新人看護師の傾向を把握するために活用しているのではないでしょうか。
「タイプ分け」は、「人をもっとも特徴づけるのは、他者とのコミュニケーションである」という前提に立ち、臨床心理学、組織行動学などをベースにつくられたコミュニケーションの分類方法です。
「感情表出」と「自己主張」という2つの軸で、コミュニケーションのタイプを次の4つに分けて考えます。この2つの軸は、企業に勤める2万人(20歳以上)を対象に、対人関係やリーダーシップに関する調査を実施し、その結果から導き出されました。
同じことを言っても、相手のタイプによって受け止め方も違ってきます。
あ、もちろんタイプに分けたからといって、単純にそれだけを信じるんじゃなくて、相手の傾向を知っているだけで、興味や関わりのレパートリーが広がります。
4つのタイプはこちら!
・コントローラー
特徴・・・自分の思い通りに物事を進めることを好む。
行動力、野心的、支配的、エネルギッシュ。
決断力がある。人間関係より仕事優先。
速いスピードで行動する。人の話をあまり聞かない。
敵意を持っているように思われがち。
関わり方・・・頭ごなしに言うと、回路を閉ざしてしまう。単刀直入に話す。コントロールしようとしない。
・プロモーター
特徴・・・オリジナルのアイディアを出すことを重視する。
人と活気のあることをすることを好む。
楽しいことが好きで、細かいことはあまり気にしない。
変化や混乱に強く、先見性があり順応性が高い。
自分のことはよく話すが、人の話はあまり聞かない。
計画性に乏しい。お調子者と思われることもある。
関わり方・・・質問によってアイディアを引き出すとモチベーションが上がる。
アイディアが拡散しやすいので、テーマを絞ることで有効に機能する。
ネガティブなアプローチは避ける。
・アナライザー
特徴・・・行動は慎重。
物事を始める前にデータを集め、分析する。
計画を立てるのが好き。
物事を客観的に見ることができる。
粘り強く、最後までやり遂げる力がある。
失敗することに対して恐れがある。
変化や混乱に弱い。
関わり方・・・「すぐ行動しなさい」というとそれだけで動けなくなる。
少しずつ変わりたがるので、大きな変化を強いるとプレッシャーになる。
感情表現が苦手なので、内面に注意を向けることが必要。
・サポーター
特徴・・・人を援助することを好む。
温かく、穏やかな性格。
人との協調性を大事にする。
他人の気持ちに敏感で、仕事より人間関係を優先させる。
決断力が乏しい。
リスクを冒すことに弱い。
人に賞賛されないと動けない。
関わり方・・・あまり自分を表現しないため、彼らが欲していることを見つけてあげる。
NOと言えないため、「NOと言ってもいい」ということについて話す。
しっかり提案・要求させることも必要
いかがでしょうか?
自分に当てはまるタイプはありましたか?
(ちなみに私はプロモータータイプです)
このタイプ分けは、どのタイプが良い悪いではありません。
タイプを知ることによって、お互いの価値を高めたり、より自らの特質を生かすことができます。
職場のプリセプティと関わるときにも、相手のタイプを知ることで、興味が持てるようになりそうですよね!
是非、体験セッションで、「私は、○○タイプです」と教えてくださいね(^^)/
体験セッションは、コーチングを体験してもらうことが前提ですが、何を話してもOKです!
是非お気軽にお問合せください♪
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