「頑張って!」の意味。

よく、子どもに「頑張ってね!」と声をかけることがあります。
看護師をしていても、「頑張れ!」ってよく言われました。
頑張るって、一体なんでしょうか・・?
言葉の意味としては、
「困難にめげないで我慢してやり抜く」
だそうです。
「頑張って」って、今までよく使っていたけど、「めげないで我慢して・・・」というような意味が入っているとは思いませんでした。
とはいえ、「エールを送る」という意味では、嬉しい言葉ですよね。
練習を続けてきた成果を出すための運動会で、「頑張ってね!」と声をかけたり、
勉強を続けた実力を試すためのテストの日に「頑張ってね!」と声をかけられると勇気をもらえます。
でも、その「頑張れ」が苦しくなってしまうことがある。
それは、「至らない点を指摘」され、「もっと頑張れ」と言われることです。
もうその地点ですでに自分なりに一生懸命「頑張って」いて、それなのに、それ以上を求められると、しんどくなってしまいますよね。
そんな言われ方をすると、「自分はできないんだ」と、自己否定してしまうんです。
それが潜在意識として浸透してしまうと、「できない自分」と思い込んでしまうんですよね。
さらに自信がなくなります。
これは、幼いころの家庭環境も大きく影響していて、両親にどんな言葉をかけられて育ったか。
「できない」ことばかり指摘されてきたなら、それは大人になってからの自己肯定感にも影響してきます。
もし、自己肯定感が引くくて悩んでいる人が、自己肯定感を高めるために、何かできることがあるとすれば、
「過去の自信のない自分」を、励まし、認めてあげることです。
先日セッションさせていただいたクライアントさんは、「新しいことをやりたいけど、自信がない」とおっしゃいました。
そこで、「自信のない自分」と「やりたい自分」を実際に近くにある物で表現してもらい、位置関係を表してもらいます。
やりたい自分のことを、大きな手で押さえつけようとしてる・・・。
という話を続けていくうちに、「母から言われていた言葉」が思い出されました。
「あのときの、あの言葉が頭のどこかに残っていて、忘れられない」と。
そこで、「あの日の自分に、どんな言葉をかけてあげたいですか?」というと、
するすると認めてあげる言葉が出てきて、今の「自信のない自分」もちゃんと認めてあげて、最後には、「自信のない自分」と「やりたい自分」が仲良くなればいい、ということに気付かれました。
このように、「今」の悩みでも、根底は「過去」にあることがよくあります。
ただ、自分だけではなかなか気づきません。
なかなか踏み出せない、勇気がでない、という方にこそ、コーチングを受けてもらいたいです。
「頑張っている」「できている」ことをまず認めて、気になることをチャンクダウンしながらどんどん掘り下げて、
「大切なもの」を時間をかけて見つけましょう!
なんとなくモヤモヤしている人は、是非体験セッションを受けてみてくださいね(^^)
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