聴くの基本の「あいうえお」!

コーチングでかかせないのは、「聴く」ということ。
看護学校でも、「傾聴」については、耳が痛くなるほど叩き込まれましたよね。
ブログでも、「聴く」ことについては何度か書いたことがあります。
今日は、日本看護コーチ協会で学んだ、聴く基本の「あいうえお」についてお伝えします(^^)
①「あ」
=合わせる
人は安心感のある相手に対しては心を開いて話しをすることができますが、不安を感じたままでは本音で心の内を話すことはできません。
特に初対面の相手に対しては、「好き嫌い」や「快不快」といった判断が働き、防御態勢に入ります。
安心感を与えるためには、相手に合わせる=ペーシングすることが大切です。
②「い」
=今ここ
今ここで目の前にいる人に対して意識的に注意を払わなければ、心は勝手にここから離れて、別のことを考えてしまいます。
心ここにあらずの状況では、相手が話しを聴いてもらえたという気持ちは起こりません。
相手に意識を向けて、今ここにあることに集中しましょう。
③「う」
=うなずき
こちらが何を言っても、無反応では、本当に聞いているのか不安になります。
適度にうなずき、「うんうん」「なるほど」「そうなんだ」と相槌を打つだけで、その後の話しがだいぶ話しやすくなります。
④「え」
=笑顔
これは、絶対外せません。笑顔には、人間関係の潤滑油という効果があります。
無表情の人より、穏やかな笑顔の人のほうが、話しやすいものです。
無理に笑顔を作るのではなく、穏やかな気持ちで、自分自身が機嫌よく過ごすことが大切です。
⑤「お」
=オウム返し
相手の言っていることをそのまま返すことをオウム返しといいます。
例えば、「〇〇に行ってきたよ。」という言葉に対して、
「〇〇に行ってきたんだね」
と返すことです。
これも、相槌と同じように、聴いてもらっているという気持ちになります。
しかし、タイミングを間違えると、うんざりされることもあるので注意が必要です。
いかがでしょうか?
きっと、皆さん普段から無意識にやられていますよね!
この「あいうえお」を少し意識して、「聴く力」を養っていきましょう(^^)
この聴く力をフルで活用する、コーチングセッションをぜひお試しくださいね♪