いつだって「軌道修正」できる!

私は、通算10年ほど、病棟で働いていました。
その間に、産休や育休、転勤、引っ越しと、3か所の病院で働きました。
私の経験が、誰かの役に立つかは分かりませんが、もし、同じことで悩んでいる人の役に立てたら嬉しいです。
私が入学した看護学校は、病院附属だったので、就職はエスカレーター式。
全国の系列病院があって、合格通知とともに、就職先も通知されました。(受験の際、希望の就職先の候補を書いていました。)
もう、看護学校の入学前から、奨学金のお礼奉公として3年働くことが決まっていたんですよ。
そういう人は、少なくないと思います。
つまり、18歳で、看護学校+就職3年=6年間のライフプランが確定したんです。というより、確定したと、思いこんでいたんです。
「それが当たり前」だし、「みんなそうだから」という思いがありました。
看護学校の3年は、学生寮だったので、みんなと支え合いながら、なんども躓きながら、なんとか乗り切りました。
当時は、スマホもないし、私は電子辞書も持っていなかったので、「看護大辞典」を実習バックに入れて、頼りなのは、自分で作った「事前学習ノート」のみ。
実習で、いろいろ聞かれるんですよね。「なんで?」「根拠は?」「その疾患は?」とか、本当に逃げ出したい気持ちは、今でも覚えています。
精神と小児以外は、ほぼ附属病院での実習でした。
そして、その病院に就職するんです。
まさに、「敷かれたレール」に乗っている感じ。
だけど、それをなんの違和感も感じなかったことが、不思議です。
周りの環境が大きな影響を与えているので、それが当たり前になるんですよね。
例えば、このとき、周りの人たちが、そのレールだけでなく、多様な働き方をしていたらどうでしょう。
もちろん、お礼奉公することもとても大切だし、その3年間を乗り越えたときの成長も大きいので、レールに乗って頑張るのも素晴らしいこと。
私が思うのは、もし、とても苦しくて、心がボロボロになって、何もかも嫌になってしまってまで、無理にそのレールに乗っている必要はないということです。
「選択肢をたくさん持つ」
ことが大切だと思います。
そして、敷かれたレールに乗っていたとしても、
「いつでも軌道修正できる」
ということを忘れないでほしい。
「周りがみんな頑張っているのに、私だけ・・・」
「なんで私だけできないんだろう・・・」
と、自分を責めないでほしいんです。
自分自身が満たされていなければ、だれかを癒すことはできません。
ちょっと心が疲れたなぁ・・・と思ったら、ぜひセッションを受けてみてください(^^)
自分を責めずに、選択肢が広がるだけで、心にゆとりを持つことができますよ!
お気軽にお越しください♪