「私、看護師に向いてない…」の本当の意味。

rippling sea or river water in daylight

私が看護師コーチになったのは、「誰にも相談できない悩みがある」とか、「仕事が大変」とか、「もう辞めたい」と思って苦しんでいる看護師の力になりたいと思ったからです。

もちろん、前向きな人と、もっと輝く素敵な目標を立てながらステップアップすることも、すごく楽しい!

でも、私の中では、「私、看護師に向てないかも・・」と思っている新人看護師さんの心の支えになりたいという想いが強いんです。

なぜなら、私もそのことですごくすごく悩んでいたから。

別に看護師に本当はなりたくなかったけど、仕方なく、なんとなくなってみて、やっぱりやりたくなくて、「看護師を辞めたい」という人もいるかもしれません。

でも、この、「向いてないかも」と落胆するということは、「看護師になりたい!」という想いがあったり、「看護師に向いてるね!」って、周りから言われていた可能性が高いっていうこと。

私も、母から勧められて、「看護師に向いてるね!」って言われて、「私、看護師になりたい!」って強く思っていた。

「誰かの役に立ちたい!」って思っていたのに、現実は全然違っていたんです。

今思えば、最初からできないのは当たり前なんだけど、新人時代はとにかく覚えることも多いし、責任も重くのしかかり、失敗してしまうこともある。

何回も先輩から注意されて、患者さんにも迷惑をかけて、

「私、なんでこんなにできないんだろう・・・」って、毎日のように泣いていました。

なんでこんなに苦しいのか・・・。

それは、

「理想の看護師像」と「今の私」の差の大きさ

にあると思います。

「看護師になりたい!」という想いが強かった人ほど、「理想の看護師像」をリアルに思い描けていて、「こんな看護師になりたい!」「患者さんとこんな関係を築きたい!」という想いがあるから、思う通りにいかないと、落ち込んでしまうんです。

でも、そんな「理想の看護師像」があるっていうことは、本当に素晴らしいことだと思います。

そんな素晴らしい看護師が、「向いてないかも・・・」と思って仕事に行きたくなくなってしまう、というのがすごくもったいないと思うし、残念です。

インターネットで、「看護師 向いてない」と検索すると、「看護師の向き不向き」というページがたくさん出てきました。

例えば、「コミュニケーションが苦手な人は向いてない」とか、「知識が不十分な人は向いてない」とか、そんな「向き不向き」誰が決めたんだろう・・・。

私は、

看護師に「向き不向きもない」

と思っています。

「看護師になろうかどうしようか迷っている」人なら、もしかしたらそれを多少参考にしたらいい。

だけど、「看護師になった人」に向き不向きなんてないんです。

自分の意志で看護学校に入学し、実習も乗り越え、国家試験に合格した看護師は、誰もがみんな「看護師に向いてる」人たちばかりです。

「向いてない」っていうことの、真意も曖昧ですよね。

「どんな時にそう思うか」「向いてない」とはそもそもどういう意味なのか。

「向いてない」という思いを、ネガティブときめつけてしまいがちだけど、その言葉の中には、

「本当はこんな風な看護師になりたい!」

という宝物が隠れているはず。

クライアントから出てくる言葉は、氷山の一角で、海の上に少ししか見えていないものでも、海の底には大きな思いが眠っています。

それを探すのが、コーチの役目!

私は、「看護師に向いてないかも・・・」と思っている新人看護師さんが、「自分らしく!楽しく!」働けるように全力でサポートします!!(もちろんそれ以外でも全力!)

もし、「私のことかも・・・」っとピンと来た人は、是非お気軽にお問合せください(^^)/

体験セッションは無料です!お待ちしております♪

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