看護師専門コーチングを始めてみて。

看護師専門のコーチングサービスを始めてみて、テスト期間も含め約1年が経ちました。

そこで一番感じたこと。

それは、たくさんの人が看護師としての仕事自体は好きだけど、職場環境や人間関係に悩んでいるということ。

もちろん、夜勤でのプレッシャーや医療事故への不安を抱えている方もいますが、圧倒的に多いのが職場環境と人間関係の悩み。

プリセプターで悩む方も、新人看護師の悩みも同じくらいに多いです。

どちらの場合も、看護師を辞めたいと思うほどになるケースも多く実際に転職された方もいます。

その方達の悩みを全て解消出来たわけではないと思いますが、今も継続的にコーチングを受けてくださっている方たちには感謝です。

コーチングの性質上、個人情報を多く含みますので個別の事案をご紹介することは出来ませんが前を向くキッカケにはなれているのかなと思う場面も多々ありました。

看護師も職業の一つですので、楽しいこともあれば嫌なこともある。

人間関係に悩むこともあるし、患者さんに苛立つ時もあります。

ただ、それを「看護師なんだから」と言われてもなかなか消化出来るものではありません。

看護師だって、一人の人間です。

完璧な人間が看護師になったわけではありません。

もっともっと、多くの方の声を聴き「看護師になって良かった」と思える瞬間に立ち会っていけたらいいなと思います。

そして、管理職の方へのコーチングはまだ機会が少ないのですが、管理職の方はコーチングを受けるのではなくコーチングを学んでほしいと思います。

新人や若手にばかり求めるのではなく、管理職がもっともっと勉強していくべきです。

新人看護師や若手が、もっともっと笑顔で仕事が出来るように、ありのままの自分でいられるように、コーチングを通じて伝えていけたらいいなと思っています。

たかが看護師、されど看護師。

患者さんやご家族が本当に頼れるのは医師ではなく看護師。

感謝されるのは医師。

この先医療が進歩してAIで治療が出来るようになった時、生き残るのは医師ではなく看護師。

だって、患者さんの一番近くで接しているのはいつの時代も看護師だから。

患者さんが安心して治療に臨めるのは、看護師がいつでも見守っているからだから。

そう信じて、これからも一人でも多くの看護師が自分らしくいられるようコーチングをさせて頂きます。

所信表明みたいになってしまいましたが、引き続き宜しくお願い致します!

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