令和の人材育成方法。

令和の人材育成方法!
それはズバリ、コーチングです。
昭和は、俺の、私の背中を見て学べ!と言わんばかりに技術やスキルは盗むものでした。
平成になり、なんでもかんでもマニュアルだ!マニュアル通りにやれば何でもできる!となり
令和はズバリ!
コーチングです。
なぜなら近年の新卒者は、終身雇用や出世といったものを求めていません。
お金の為だけに働く気もなければ、仕事にやりがいを求めているわけでもない。
つまり病院や組織に過度な期待をしていません。
頑張って働けば給料が上がる!なんてことも求めていないし、給料以上の働きをする気もありません。
なんとなく、不自由のない生活が出来ればいいかな。
大きな買い物をする予定もないし、やりたいことはスマホで完結するし。
仕事に対してそれくらいの感覚でしかありません。
その中で、人材育成方法をする側に求められていること。
それがコーチングスキルです。
まず、なんの為に働いているのか。
働く目的はなんなのか?というところから始めなければいけません。
なんとなく。高校時代に進路で勧められたから。年収が良さそうだから。
看護師の志望動機は年々変わってきています。
もちろん、人の役に立ちたいから。誰かのためになる仕事がしたいから。という子も一定数はいます。
しかし年々減ってきています。
なんとなくで勤まるほど、看護の世界は甘くありません。
なんとなくでモチベーションを維持して働くことは困難です。
だから辞めていくんです。
神経をすり減らして、交替勤務で時間は不規則。友達との予定は合わないし、人から羨ましがられるけど、給料はそこまでよくない。
それでも、先輩や同僚から評価されていれば踏ん張れるけど怒られてばかり。
だとしたらどうでしょうか?
仕事がつまらないですよね。
そこで、指導する側に求められることはコーチング!
話を聞くのではなく、聴くこと。
原因論より目的論。
実際に、なんとなくで働いている子が仕事の中にやりがいを見つけた時、やる気がその気に変わった時気づきがあった時というのは目の輝きが変わります。
そこに辿り着くには個人差が当然あります。
すぐに気づく子、何度も対話を重ね気づく子、これから気づく子。
1度聴いてわかったつもりになるのではなく、本当の意味で分かるまで聴くこと。
反対に技術的指導の場合、「何度言ったら分かるの!」と怒るのではなく、分かるまで伝え続けること。
甘いと感じるかもしれませんが、時代は変わっているんです。
通信手段も、家電からポケベル、ポケベルからガラケー、ガラケーからスマホと、どんどん変化しています。
辞書を引かなくても、スマホですぐ調べられる。
新人の子は、分からないことはググれば何でも出てくる世代です。
自分たちとはまず、育ってきた生活環境が違う。
そして、生活環境の生産性は今の方が遥かに高い。
そんな何でもあって、便利な世の中で育ってきた子に原因論や根性論で育成しようとすることがズレているんです。
今の子は。ではなく、今の時代に合ってない教育をしている自分を変えていきましょう。
教えている側が我慢する事も時には必要です。
新人のモチベーションを上げ続けることが、新人の仕事の質、生産性の向上に繋がります。
そして、人材育成がうまくいくことで、自分自身や職場環境も良くなっていきます。
変わるのは自分自身!新しい人材育成方法にどんどんチャレンジしていきましょう!