感情のコントロールで人生が変わる!

生きていると、嬉しいことも悲しいことも楽しいことも、イライラする事もたくさんありますよね。
そんな自分の感情をコントロール出来ると人生が変わる話をしたいと思います。
まず、私達は理性と常識の中で生きています。
それは、人間だけに許された進化であり本能で生きている動物にはないものです。
その進化の中で、人間は言葉を得ました。
その言葉のおかげで色々な感情を伝えたり、表現を豊かにすることが出来ています。
それと同時に、言葉一つで他人を傷つけたり苛立たせたりする事もあるとあります。
その根源にあるのは感情です。
小さな子どもは言葉にできない代わりに、満面の笑みや、泣くことで感情を伝えます。
大人になるにつれ、それを言葉にして感情を伝えます。
楽しいことや嬉しいことは、そのままストレートに感情を表現していてもなんの問題もありません。
しかし、苛立つことや悲しいことを全て表現したらどうでしょうか?
たとえば職場で、上司が指示したことを忘れているにも関わらず怒られて苛立ったとき。
「じゃあ自分でやってください!」とか
「毎回毎回指示したことを忘れるなら紙に書いていおいたらいいんじゃないですか?」とか。
言えたらスッキリするんだろうなぁ(^^)とは思いますが実際に出来るわけではありません。
この瞬間に間違いなく苛立ちという感情が芽生えています。
そして、グッとこらえて「やり直します」とか、「申し訳ございませんでした」と言っていると思います。
この時に、グッとこらえることであなたはあなた自身の中にマイナスのエネルギーをため込んでいます。
このマイナスのエネルギーはストレスであり、負の感情です。
これをプラスのエネルギーとして捉えるにはどうしたらいいでしょうか?
それは、すべて自分事として捉えるという考え方と、勝ち負けで評価しないという考え方です。
上司に対して苛立つのではなく、それを言ってくる上司に言わせてしまった自分が悪いと。
上司が急に物覚えが良くなったり、急に的確な指示を与えたりするようにはなりません。
上司を変えられない事は明白なので、自分が変わるしかないんです。
全ての出来事を自分事として捉える。
そして、感情を自分に対して向ける。
その瞬間は苛立つかもしれませんが、自分事として捉えることで次からはこうやってみようという思考が生まれます。
その思考を持つことで、苛立ちの感情を自分に対して向け、次に向けた糧とする。
他者に対しての感情は過去に起きた出来事に対してです。
1秒前の出来事も、「いま」から見ると過去です。
しかし、自分に対しての感情は未来を向いています。
よく怒りをコントロールするために6秒我慢する!と言います。
人間の怒りは6秒以上持続しないと。
厳密には持続すると思いますが、怒りの感情を律儀に6秒我慢する姿って面白いですよね。
怒ってるのに、そこ我慢するんだ。みたいな感じです。
そんな風に自分自身を客観的に見る事も効果的です。
また、家庭内での出来事が分かりやすいのですが、旦那さんや奥さんとケンカになることもあると思います。
電気がつけっぱなしとか、脱いで脱ぎっぱなしとか。
「いつもやりっぱなし、ちゃんとやってよ」と言われたことに対して
「うるさいな、お前だっていつもそうだろ。」となりがちですがここでも感情をコントロールします。
自分事として捉えれば
「ごめん。次からは気をつけるよ」と言って行動すれば◎
勝ち負けで勝ちたいのなら
「お前だってやりっぱなしだろ。一昨日はオレがトイレの電気を消したし、先週は3回。脱ぎっぱなしは今週が2回で先週は4回。写真も撮ってある。」
といえばあなたの勝ちです。
しかし、そこから何も生まれません。
つまり、マイナスの感情とマイナスの感情をぶつけてもプラスの結果は得られないのです。
それに気づいたあなたが変わるしかないんです。
他人は変えられないので。
そして、そこに勝ち負けの感情もいりません。
自分ばっかりやって損をする。
どんどん損していきましょう。
それを続けることで、あなたはどんどん成長していきます。
そう信じて行動するもしないも、あなたが選べます。
1つだけ言えることは、感情に任せて生きていて幸せそうに見える人は私の周りにはいない。
それだけです。