人によって認識は違う。

とある出来事がありました。
後輩の子と食事をしていて、仕事の話になった時の話です。
私とは上司、部下の関係のため今現在の悩みや、どうしたら仕事がやりやすくなるかを話していました。
すると、話の中で驚愕の出来事が…
仕事の不明点を聞かれた際や、仕事の進捗の確認をしているときの私の態度が怖かったそうです。
私としては、細かいところまで伝えていたつもりですが、相手は細かいところまで指摘されていると感じていた。
時間がないときは要点だけを吸い上げているつもりだったが、淡々と結果のみを求められているようだった。と
大反省しました。
相手の長所を伸ばせるよう、楽しく仕事をしてもらおうとしていたはずが、怖がらせていたとは。
極めつけは、仕事上のことであって厳しくて当たり前、出来てないところはどんどん指摘してください。とフォローされる始末。
まだまだ未熟です。
もっともっと、相手の話を聴かなくてはいけないなと感じました。
どうしても忙しいときは聞いてしまっていたのでしょう。
聞くと聴くの違い。
耳だけで聞くのか、耳と目と、心で聴くのか。
しっかりと行っていれば、違った印象を持たれていたはずです。
そして、1つの事象に対して発信する側と受け取る側の認識は簡単にズレるということです。
1つの指示から認識がズレ、行動がズレ、結果がズレる。
大抵の場合、業務上のことであればズレた時に再度説明をして軌道修正は可能です。
しかし、心の中はどうでしょうか?
先ほどの例ではありませんが、発信した側は相手を思いやっていると思い、受け手側は怖いなと思う。
これをこのまま放置してしまうと、業務上の意思疎通はなんとか可能であっても信頼関係の構築は不可能になってしまいます。
信頼関係の構築が出来ていなければ、仕事のパフォーマンスに影響してきます。
「なんだよ、また言ってるよ。自分でやれよ。」とか、「自分は何もやらないくせに」とか上司に思ったことありませんか?
信頼関係がないと、同じ仕事を依頼した場合でも受け取る側のモチベーションは大きく変わってしまいます。
そうならないためにも、聴く力が求められています。
昭和⇨背中を見て学べ。
平成⇨マニュアル化、ティーチング
令和⇨対話、コーチング
と変わっていっているように感じます。
心の承認欲求を満たすためにも、コーチングの必要性を再認識した出来事でした。
人材育成や、スキルアップを目指す方はぜひコーチングに触れてみてください。