仕事が出来る人は片付け上手。

タイトルにあるように、仕事が出来る人は片付け上手。
そのままです。
あなたやあなたの周りにいる人を思い浮かべてみてください。
デスク周りが整理整頓されている人。
車の中やカバンの中が整理整頓されている人。
家の中が整理整頓されている人。
こういった人は仕事が出来る傾向にあります。
また、整理整頓が苦手な人と同じクオリティの仕事をした場合、整理整頓が得意な人のほうが仕事が出来ると思われがちです。
片付けが苦手な人は、先入観を強く持たれやすいのです。
雑そうとか、大雑把なんじゃないかとか。
仕事そのものを細かく行ったとしても、そのイメージはなかなか払拭できるものではありません。
一方で、片付け上手な人はというと多少仕事の内容が雑であったとしても、それなりに受け止められます。
イメージや先入観で人を判断するのは、好ましくはありませんが、片付けが出来ない、苦手という事実から連想されてしまうということも事実です。
そして、なぜそのような連想をされてしまうのか。
片付けが苦手な人は、仕事も散らかす傾向にあります。
- 1つの仕事の途中で、次の仕事に手を付ける
- 2つ、3つの仕事を同時に行おうとして、どれも中途半端になる。
- いろんな仕事に手を付ける為、時間の配分が苦手。
- 書類を片付けられないため、大事な書類が埋まってしまって見つからない。
- いざ、全ての仕事をフラットに戻そうと取り掛かるも、1つずつ片付けられないので結局散らかしてしまう。
- 終わった仕事の資料が溜まったままになっている。
などなど。
物理的に身の回りを片付けられない事と、仕事を片付けられない事は思っている以上に繋がっています。
片付け上手の人は散らかった状況が我慢できずに片付けるというよりも、散らからないように未然に防いでいるということでもあります。
ゴミをゴミ箱に入れる。
当たり前のことですが、片付け下手な人はそれができません。
飲みっぱなし、食べっばなし、やりっぱなし。
しかし、仕事でやりっぱなしは成立しないため、一応片付けます。
ですが、散らかった仕事を片付けるには時間がかかり効率的とは言えない為、ますます評価を下げてしまうリスクもあります。
散らかったら片付ける。
散らからなければ、〜しっぱなしになりやすい。
片付けが苦手な人の特徴として、目に見える成果を求めたがります。
- 散らかった部屋を片付ける⇨キレイになる。
- こまめに片付けをする⇨キレイになったかどうかわかりにくいのでやらない。
といった具合です。
仕事においても
- 仕事が溜まる⇨残業してでもやる。
- 効率的に準備を行い、時間内に終わらせる。⇨仕事が溜まっていないので、自分のペースで仕事を行い、結果間に合わなくなる。
なんて事もあると思います。
片付けが苦手=計画的かつ持続的な行動が苦手
片付けが上手=計画的かつ先を読む力が優れている。
全ての人が当てはまるわけではありませんが、上記のような事が言えると思います。
仕事を効率的かつ、他人から評価されやすくする為に身の回りの整理整頓から始めてみてはいかがでしょうか?
いきなり、全てをキレイにして下さい!とは言いません。
もちろん、キレイになるのであれば素晴らしい事ですが重要なのは継続させること。
デスクだけは常にキレイにする。
カバンの中だけは常にキレイにする。
玄関だけは常にキレイにする。
自分が継続的に出来そうな場所であれば車の中でもトイレでもどこでも構いません。
そして、1つの場所が継続的にキレイに保てるようになったら次の場所を追加してチャレンジしてみましょう。
明日から全てをキレイにしようとするのだけは絶対にやめてください。
1つ、1つ。
仕事においても、1つの仕事を確実に終わらせる。
同時にいくつかの仕事を進めなくてはいけない場合は、A.B.C…に分けてその日のうちにそれぞれの仕事をどこまで終わらせなくてはいけないのかを明確にしましょう。
Aは本日中に提出なので最優先。
Bの提出期限は3日後なので、50%まで完成させる。
Cは提出期限は一週間後だが、資料が多いためBを50%に抑え、今日の残りの時間はCに費やす。
などです。
自分の頭の中を整理整頓し、必要な情報、必要な段取りを組み立てられるようになればあなたは無敵です。
分かりやすくする為に、提出物での例えにしましたが、病棟勤務であっても同じことです。
1日の仕事量、やらなければいけない業務、時間配分、順番、それに伴う準備。
これらが瞬時に頭の中で組み立てられるようになれば、頭の中の片付け上手です。
明日からチャレンジしてみてください!
注意点はただ一つ。
無理のない範囲で継続的に!
陰ながら応援しています!