看護師の平均年収と、地域格差

社会人として働いている以上、自分の給料が周りと比べて多いのか、少ないのか1度は気になったことありますよね。
看護師全体の全国平均年収は約450~500万円ほどです。
一方、全職種の平均年収は491万円、女性の平均年収は377万円という結果が出ております。
以上の事から、看護師の年収は全職種の平均と同程度、女性の平均からは大きく上回っているという結果になります。
とはいえ、看護師全体の平均年収だとざっくりしすぎていますので、もう少し細かく調べてみました。
20代前半看護師の平均年収、約380万円
20代後半看護師の平均年収、約450万円 20代平均年収、約423万円
30代前半看護師の平均年収、約465万円
30代後半看護師の平均年収、約480万円 30代平均年収、約473万円
40代前半看護師の平均年収、約493万円
40代後半看護師の平均年収、約512万円 40代平均年収、約503万円
50代看護師の平均年収、約530万円
となっています。しかし、あくまでも平均値ですので夜勤や残業等で大きく前後すると思います。目安の一つとして見てください。
そして、気になる地域格差。
1位はもちろん東京!と思いきや…
1位 岐阜 約543万円となっています。
2位 滋賀 約536万円
3位 千葉 約522万円
東京はというと、9位 約509万円という結果になっています。
ちなみに、 47位は 宮崎 約391万円となります。
1位と47位の平均年収の差は約152万円の差がありました。
賃金構造基本統計調査のデータを見ると、人口10万人当たりの看護師の数が多い地域は平均年収が低くなる傾向があり、、看護師の平均年収に一定の影響は与えていそうです。
今後、転職や引っ越し、キャリアアップを考えている方は、そういった事も視野に選択の幅を広げるのもいいかもしれませんね。
そして、単純に年収が高ければそれだけお金が貯まると思いがちですが、地域格差は年収だけに限ったことではありません。
都市部VS地方!20代女性の生活費を検証!
都市部と地方では、当然生活費に違いが出てくることは周知の事実ですが、それではどれくらい生活費が違うのでしょうか?
まず、家賃を検証してみます。
都内で一人暮らしをする20代の女性を対象にしたアンケートによると、「約8万円」という回答が一番多く、次いで「約7万円」「約6万円」となり、4位は「約9万円」となっています。
1位~4位までが回答の65%を占めていることから、多くの方が家賃約6万円以上の部屋に住んでいることが分かります。
ちなみに、約5%の方は「10万円以上」と答えておりさすが東京といったところでしょうか。
また、間取りについては「1K」「ワンルーム」「1DK・1LDK」の順となっています。
次に、エリア別での平均家賃と比較してみたいと思います。
首都圏の20代女性の平均家賃 約7万円、関西では20代女性の平均家賃 約5万8,000円、東海では20代女性の平均家賃 約5万4,000円となっています。
次に、全国の20代女性の一人暮らしにかかる費用の平均を見ていきましょう。
一人暮らしにかかる費用は約16万円
家賃 約33,400円
食費 約32,600円
水道光熱費 約7,700円
医療保険費 約4,900円
被服費 約10,000円
美容費 約8,100円
交通費 約10,200円
教養娯楽費、交際費 約30,600円
通信費 約7,000円
その他 約15,500円
都市部と地方で、大きな差が出る項目は家賃、交通費、物価となります。
家賃は、一番高い東京都と一番安い山口県で約30,000円の差があります。
しかし、地方によっては思ったほど安くないといったエリアもあるので勤務先までの距離や、コスパ重視の方がいいかもしれませんね。
そして、交通費。都市部では、主な移動手段が電車やバスになり勤務先までの交通費は勤務先が負担してくれる場合が多いので都市部は交通費が安く抑えられる事が多いです。
一方、車社会の地方はガソリン代や駐車場代、車の購入費などがかかってしまうかもしれません。
最後に物価ですが、都市部の方が物価は高い傾向にあります。しかし、ネットショッピングやチェーン店などが主流の今はさほど気にすることもないかもしれません。
以上の結果を見てみると家賃の差が一番大きく、収入とのバランスが大切ということが言えると思います。
年収を上げるためにも、充実した日々を過ごすためにも、今一度ライフプランと向き合うのもいいですね。
看護師として、1人の女性として、これからの未来を、今以上にありのままの自分で輝くためコーチングセッション受付中です。
仕事に限らず、プライベートの充実も含めて、あなたの人生そのものを応援しています。