結婚、出産、育児

男性看護師が増えてきたとはいえ、まだまだ女性の方が多い職種が、看護師です。

女性と言えば、結婚、出産、育児・・・と、ライフステージが変わることによって、働き方も変化していきます。

内閣府男女共同参画局がまとめたデータによると、平成24年から28年の間に女性の就業者数は147万人増加。男性は23万人となっており、女性の就業率が大幅に増えていることがわかります。

女性の就業率を年齢階級別にみると、20代に比べ、30代は就業率が下がるものの、40代後半に向けて再び増加するという、M字カーブを描きます。

30年前のデータと比べると、M字カーブの底は大幅に上昇。結婚や出産などのライフイベントがあっても、仕事を続ける女性が増えていることが読み取れます。

以前は、女性に対し、結婚や出産を機に仕事を辞めて欲しいと思っていた男性が多数を占めていました。しかし、現在は、「子供ができても、女性がずっと職業を続ける方がよい」と考えている男性が半数近くです。

現在、日本では働き方改革として、待機児童の解消による女性就業率の引き上げや学びなおしの機会創出など、女性の仕事の幅が広がる施策が展開されています。

現状はキャリアややりがい、働きがいを得られなかったり、復職が望めない仕事環境でも今後の施策により状況が変わる可能性は十分にあるでしょう。

特に看護師の場合は、病院だと夜勤があったり、土日も出勤するため、生活は不規則です。

今までは一人暮らしだったのが、家族ができることにより、家族との時間を優先させたいですよね。

私も、妊娠が分かったとき、夜勤を免除してもらったり、定時で帰らせてもらったりしました。

そのあと、夫の仕事の都合で、引っ越しをして、子どもが1歳のとき、近くの市立病院に就職しました。

その病院を選んだ理由は、病院の職員専用の保育園があったことと、院内に夜間託児所が設置されていたからです。

さらに、夜勤体制も、2交替と3交替が選べて、同じ病棟内でも働く時間が様々でした。

私は夜間託児を利用して、2交替勤務をしていました。

1歳になったばかりの娘は、まだ授乳をしており、夜勤の休憩中に授乳しに行っていました。

病院専用の保育園では、あらかじめ勤務表を提出し、休日と夜勤明けは預けられないという決まりがありました。

夜勤でも一睡もできず、夜勤明けでヘロヘロになりながら、院内託児所に子どもを迎えに行き、家に帰ってからも子どもの面倒を見て・・・。

今考えると、よく事故なく過ごせていたな~と思います。

正直、昼間は子どもが遊んでいる横で、居眠りしてしまったことも多々あります。

「私がしっかりしなきゃ。」

「みんな子育てしながら働いているんだから、私もがんばらなきゃ。」

と、自分に言い聞かせていました。

子どもが2歳になった頃、第2子を妊娠し、夫の実家に同居することになったため、その病院は2年で退職しました。

2人目を出産後、2人目が1歳になる頃、今度は100床弱の田舎の個人病院に就職しました。

そこを選んだ理由は、保育料の補助があったことと、日勤常勤で働けること。

子育てしながら働くママにとっては、働きやすい環境でした。最新の医療技術もなければ、手術室もありません。

一般の内科病棟では、清拭、おむつ交換、体位変換と、ヘルパー業務が多く、残業もほとんどありませんでした。

その病院の業務にも慣れ、子どもも少しずつ大きくなり、自分の時間が少しずつ増えてきた頃、

「私の看護師人生、このまま終わっていいのか・・・」

と、漠然とそう思ったんです。

今まで、何を決めるのも子ども優先で、自分のやりたい看護なんて、考える余裕もありませんでした。

もちろん、家庭は大事ですから、転職するときに、子育てしやすいかで選ぶことも大切です。

だけど、何か自分がやりたいことがあったり、チャレンジしたいことがあったとき、

「どうせ子どもがいるから・・・」

「どうせ主婦だから・・・」

と言って諦めてほしくないんです!

私がコーチングと出会ってから、自分自身と向き合い、看護と向き合い、

「本当は何がしたいのか・・・」ということを問い続けてきました。

自分の本当にやりたいことができないことを子どもや環境のせいにしていたけど、それは事実ではなく、単なる思い込みだったんです。

ライフステージが変化しても、看護師としての働き方はたくさんあります。

家族との時間を大切にしながら、自分らしく生きる生き方を、一緒に探しませんか?

体験セッションは無料です!

是非お気軽にお問合せください(^^)/

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